<   2006年 01月 ( 22 )   > この月の画像一覧

意外にフィリピン好きかもしれない・・・

a0038862_15105051.jpg
 フィリピンから一時帰国している友人と、久しぶりに再会する機会に恵まれた。彼女の実家は関東だが、祖父母がいる尼崎でお正月を過ごす事になったらしく、1年8ヶ月ぶりに再会する事が出来た。日本で彼女に会うのは初めてだ。だって私達は、フィリピンで知り合い、共有した全ての時間はフィリピンの景色と共にある。

 彼女と私はフィリピン・ネグロス島はドゥマゲッティにあるSilliman大学に通っていて頃に知り合った。彼女は、ソーシャルワーク学部の院生だった。

 その当時何人かの日本人がその街に住んでいたが、アパートメントではなくフィリピン人家庭にホームステイし、それも、決して裕福とは言えないお宅で、彼らと同じ食事を取り、生活を共にしているのは彼女だけだった様に思う。
 私もフィリピン人家庭にホームステイしていたが、スペイン系の血を引くちょっとした地主で、ホストマザーは大学教授だった。芝生の広い庭があり、ゴールデンレトリバーを3頭飼っていた。日々食べることにさえ困る人達が多いフィリピンで、犬、それも雑種ではなくゴールデンレトリバーやシェパード等の犬をペットとして飼えるという事からだけでも、彼らが決して貧しい階層ではない事は想像がつく事と思う。家事全般は、お隣に住むお手伝いさんに任せ、庭先に洗濯物を干す事を嫌っていた。車で30分程行った所には割と広大な敷地に別荘があり、何人かの使用人を雇っていた。彼らと同じテーブルで食事をする事は良くあったが、肉が好きな彼らと同じ食事を取るという事はあまりなかった。
 そういった自分の経験から照らし合わせてみても、フィリピン人コミュニティにしっかりと入り込み、英語ではなくイロンゴ語やセブアノ語といった地域の言語を使い、彼らと同じ物を食べて生活を共にしていたのは、私の身近に彼女しかいなかった。
 彼女は現地でNPOの活動を行いながら、その実践をより充実したものにする為にソーシャルワークの勉強をしていた。彼女のNPOの理念にある『わかちあい、共に生きる』という事を、本当に実践しながら、フィリピンでの生活を楽しんでいた。
 フィリピンで暮らし始め、フィリピンに疲れきってしまう日本人も多い。そんな中で彼女は、楽しそうにフィリピンを語り、フィリピンを大好きだと笑顔で言える、私にとって一目置く存在であった。
 

More

by bigcamellia814 | 2006-01-03 23:47 | TSUBAKIng Times

明けましておめでとうございます。

a0038862_12253679.jpg

明けましておめでとうございます!

 パソコンの修理のため、長らくお休みしていたブログも、新しい年の訪れと共に復活です。

 みなさんは、どんなお正月を過ごされましたか?
仕事柄、年末年始は忙しくなるのが常ですが、今回は幸いにも正月休みを取る事が出来、実家に帰省し、久々に家族全員で迎えた新しい年。忘れてはいけない!私のもう一人の大事な家族・葵も一緒に帰省しました。

a0038862_122761.jpg 初めて訪れる我がふるさとを見て、「中途半端じゃなく田舎だねー!」と感動する葵。そう!我が家は、半端ない位のど田舎です。最寄り駅から、乗り物酔いしやすい人なら一発で気持ち悪くなる様なクネクネ山道を車で登る事15分。海抜400メートルの山頂にある我が家からは、居間に座っていながらにして、山々の連なりを望め、寒さ厳しい朝には美しい雲海を眺め(冬場は写真好きの方々が美しい光景をカメラに納めるため、こぞって訪れる様な密かに有名な場所でもある。)、その真っ白い雲海をオレンジに染める朝日の誕生を拝む事が出来る程の大自然の中にある。これを、ど田舎と言わずして何と言うでしょう!?自信を持って言いましょう!正真正銘、気合の入ったど田舎です。そんなど田舎に私は高校を卒業する18まで住み、寒い朝には美しい雲海を望みながら、バスに乗ってクネクネ山道を下って学校に通ってたって訳。私のルーツを手繰り寄せる時、やはりこの景色なくしては語れない。とりわけ寒さの厳しい今年の冬は、あの真っ白い霧の海に懐かしさが募る。

 2006年1月1日。私と葵は、この寒さの中、暖かい布団から出なければいけないという現実と格闘しながら6時前に起床。先程の寒波で降り積もった雪が溶けずしてアイスバーン状になった道路を、車椅子で危なっかしく滑りながら、近所にある『雲海が見える丘』なる場所に到着。階段があるため、この展望台に登る事は出来なかったが、それでも初日の出を拝むには十分なロケーション。雲海の見える丘には、既にご近所のみなさん、アマチュアカメラマン、町外から初日の出を拝みに足を運んでこられた方々でごった返していた。(あのど田舎で、この様な状況は稀です!)町内の青年達(青年と呼ぶにはちょっとフケ気味だが・・・)によって振舞われる甘酒と豚汁。寒さの中、それをすすりながら日の出を待つ。

 雲がだんだんとオレンジ色に染まり、太陽がほんの少し顔を覗かせる。思わしくないと言われていた天候も、それを覆しては快晴の兆し。そこにいる全ての人達が、今年初めて生まれる朝日に期待している。凛とした冬の空気をさらに凛とさせる、何とも言えない緊張感。ほんの少し顔を覗かせた太陽は、そこから一気に姿を現した。沸き起こる拍手、人々の感嘆の声。自然の営みに拍手を送る。自然を前に人々は謙虚になる。感謝の気持ちすら抱く。今年1年に希望を抱き、幸せを願って太陽に向けて手を合わせる。

 「初日の出拝んだの初めてかも?」と葵。上の写真は私達が拝んだ初日の出。ご利益をみなさんにも。

 今年1年が楽しい年になる事を心より願って・・・
 どーぞ今年もよろしくお願い致します。

                             つばき & あおい

by bigcamellia814 | 2006-01-01 22:37 | ごあいさつ