2006年 01月 03日 ( 1 )

意外にフィリピン好きかもしれない・・・

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 フィリピンから一時帰国している友人と、久しぶりに再会する機会に恵まれた。彼女の実家は関東だが、祖父母がいる尼崎でお正月を過ごす事になったらしく、1年8ヶ月ぶりに再会する事が出来た。日本で彼女に会うのは初めてだ。だって私達は、フィリピンで知り合い、共有した全ての時間はフィリピンの景色と共にある。

 彼女と私はフィリピン・ネグロス島はドゥマゲッティにあるSilliman大学に通っていて頃に知り合った。彼女は、ソーシャルワーク学部の院生だった。

 その当時何人かの日本人がその街に住んでいたが、アパートメントではなくフィリピン人家庭にホームステイし、それも、決して裕福とは言えないお宅で、彼らと同じ食事を取り、生活を共にしているのは彼女だけだった様に思う。
 私もフィリピン人家庭にホームステイしていたが、スペイン系の血を引くちょっとした地主で、ホストマザーは大学教授だった。芝生の広い庭があり、ゴールデンレトリバーを3頭飼っていた。日々食べることにさえ困る人達が多いフィリピンで、犬、それも雑種ではなくゴールデンレトリバーやシェパード等の犬をペットとして飼えるという事からだけでも、彼らが決して貧しい階層ではない事は想像がつく事と思う。家事全般は、お隣に住むお手伝いさんに任せ、庭先に洗濯物を干す事を嫌っていた。車で30分程行った所には割と広大な敷地に別荘があり、何人かの使用人を雇っていた。彼らと同じテーブルで食事をする事は良くあったが、肉が好きな彼らと同じ食事を取るという事はあまりなかった。
 そういった自分の経験から照らし合わせてみても、フィリピン人コミュニティにしっかりと入り込み、英語ではなくイロンゴ語やセブアノ語といった地域の言語を使い、彼らと同じ物を食べて生活を共にしていたのは、私の身近に彼女しかいなかった。
 彼女は現地でNPOの活動を行いながら、その実践をより充実したものにする為にソーシャルワークの勉強をしていた。彼女のNPOの理念にある『わかちあい、共に生きる』という事を、本当に実践しながら、フィリピンでの生活を楽しんでいた。
 フィリピンで暮らし始め、フィリピンに疲れきってしまう日本人も多い。そんな中で彼女は、楽しそうにフィリピンを語り、フィリピンを大好きだと笑顔で言える、私にとって一目置く存在であった。
 

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by bigcamellia814 | 2006-01-03 23:47 | TSUBAKIng Times