創作の喜びを応援してくれるミシン屋さん

 物が壊れる時は、申し合わせた様に同時にいろんな物が壊れるというが、
 それ、まんざらウソでもないみたい。
 なんだかんだで出費がかさむこの年末に、壊れる!壊れる!次々壊れる!
 デジカメ、パソコン、ハロゲンヒーター、
 そして、私と葵、それぞれのコンピューターミシンが同時に故障!
 大殺界、本厄、0学占いでは最も運気が低迷する0期に当たる今年の私。
 ココまで来ると何かに取り憑かれているとしか思えません。

 
a0038862_2327443.jpg 私は早速、知り合いのミシン屋さんに電話をして、修理をお願いした。
 その方とは、私が神戸に引っ越してきたばかりの頃知り合った。
 商店街を散策していた私は、街頭でミシンの実演販売をしているその男性に声をかけられた。
 「無料でメンテナンスしますよ。」と言われ、
 メーカーが違うにもかかわらず、メンテナンスに来て貰った。
 その時、なぜか音楽の話で盛り上がり、以後、時々メールを交わすメル友になった私達。

 今回、その方にお願いして再び修理に来て頂いたが、
 葵のミシンは直るものの、私のミシンは修理を中止した方が賢明との事。
 私のミシンは、私が高校入学の際に母が購入してくれた物なので、
 既に購入して15年以上になる。
 コンピューターミシンなので、決して安い物ではない。高価な代物だ。
 しかし、それ故、修理しようにも型が古いので部品の在庫がないとの事。
 部品が出てくる可能性は低いし、それを待っていれば時間もかかる。
 それに、修理代もバカにならない。 修理の中止を薦められるのも納得がいった。
 けれど、どこか諦め切れない私。
 「母が高いお金出して買ってくれたんだもの、もうちょっと活躍して欲しいよ!」
 「修理代にそんなにお金をかける気にもならないけど、
 だからって買い換えるなんて無理・・・いつも使う訳じゃないけど、なきゃないで寂しいのよね。」
 そんな思いが過ぎる。

 そんな思いを汲み取ってくれたのかミシン屋さん、
 「しばらく、ミシンをこちらで預からせてくれませんか?時間がかかるかもしれませんが、
 部品を探してみます。その間、ウチの中古のミシンを貸し出しますので・・・。」
 と申し出てくれた。繰り返し言うが、私のミシンは他社のメーカーであるにもかかわらず・・・

 当初、貸し出してくれるミシンのリース代として5000円と言われていたのだが、
 我が家にミシンを届けに来てくれた時に、
 「ただでお貸しします。」と彼。
 ついでに葵のミシンの修理代も、当初言われていた値段の3分の1まで値下げしてくれた。
 なんて事でしょ?まるで慈善事業。儲けなんてないはず・・・
 私は「申し訳ないです。」と何度も何度も頭を下げ、
 彼と彼の会社の支店長のご好意に甘えさせて頂いた。
 a0038862_2327386.jpg 
 最近、ミシンを使う人口は非常に少なくなったようだ。
 これだけ物が溢れていたら、
 作る手間をかけるより、買った方がましだと思う人の方が多いだろう。
 だから、ミシンもなかなか売れない。
 2~3万円台の安いミシンも出ているが、
 あれは使わなくても3年位で故障し使えなくなる様に出来ているらしい。
 購買の回転を良くする為の企業なりの生き延び方だ。
 しかしミシン屋さん、
 「すごく良いミシンですからね、変なミシンを買うより、直して大事に使う方が良いですよ。」
 と応援してくれた。
 そして、「今時、ミシンを使ってくれるだけでも嬉しいですから・・・」と。

 ミシンは創作する能力を活発にさせ、創作する喜びを与えてくれる道具。
 今、私の部屋にはミシン屋さんがリース代ただで貸してくれたミシンがデーンとしている。
 彼らの親切に心より感謝しながら、早速何か作ってみよう!?

☆という訳で早速、手帳カバーと万年筆入れをおそろいの布で作ってみました。

                                  つばき
 

by bigcamellia814 | 2005-12-28 23:18 | TSUBAKIng Times

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