初めての「寄席」体験♪

a0038862_23404881.jpg 最近、落語がブームらしい。ブームに火をつけたのは、間違いなくTBSのドラマ『タイガー&ドラゴン』。ドラマを継続して見れない私が、『愛していると言ってくれ』(豊川悦司の手話が美しかったあのドラマ。ふ、古い・・・)以来、久々にハマったドラマだった。主題歌を歌っていたのは、私が愛してやまないCRAZY KEN BAND!(←ここンとこ、すっごい重要!)
 落語と言えば、日曜夕方の『笑点』か正月の特番でしか見た事がなかった椿。あのドラマを見て以来、「日本人たるもの、人生で一度位は『寄席』なる文化を体感せねば!」と、寄席への熱い期待を募らせていた。

 そして、とうとう行って来ました、『寄席』なる場所に!
 この日、本当は、『タイガー&ドラゴン』にも出演していた春風亭昇太の独演会「オレスタイル vol.4」を聞きに梅田のHEP HALLに行こうと思っていたのだが、チケットは既にSould Out。「残念!早く手を打っとくんだったぁー!」と悔しい思いをした私は、そんな事では諦めず、「新開地まちづくりNPO」が企画した『新開地寄席』に葵と共に赴いた。

入場料は1500円。なぜか、冷たいお茶と肉まん付。そして「~初心者向け~ 新開地寄席が10倍楽しめる小冊子」が進呈される。これを読めば、落語会の流れが分かり、初めてでも戸惑わなくてもすむって訳だ。会場は、そのNPOが入っているビルの会議室の様な一室。寄席専用の劇場ではないので、観客は並べられたパイプ椅子に座る。ちょっぴり味気ないが、前方には幕が張られ、高座が作られ、寄席の雰囲気を醸し出そうと努力しているのが伺える。

 二番太鼓(開演直前に打つ「お待たせしました。」の合図)が鳴り始め、いよいよ落語が始まる。この鳴り物、これがねー、かなりロックな音色なのです!カッコイイのよ!一気に、これから始まる落語への期待が高まるのだ!

 この日、私が楽しみにしていたのは、女性の噺家・桂あやめさんの落語。男性が中心の落語界において、風穴をあけた貴重な存在だ。「マクラ(ネタに入る前のちょっとした世間話)」の時、話しておられたのだが、「ドメスティックバイオレンス」、「高齢出産」等、気になる社会的テーマを取り上げ(印象としては女性に係わる社会問題)、そのテーマの専門家と共に、歌・落語・トークで遊ぶ『あやめジャーナル』という催しを定期的に開催しているとの事。この日の翌日にも、『あやめジャーナル』が控えており、テーマは『レズビアン』。さぁ、いったいどんな落語が生まれるのだろう。「桂あやめ」という噺家への期待が一気に膨らんだ。
 この日の落語は彼女の創作落語と思われるが、デパートの化粧品売り場のベテラン店員と新人店員のやり取り。「あぁ、こーゆー人いるいる!」と思わせる描写と風刺が面白い。

 「マクラ」から「ネタ」へサラリと移行し落語の世界へ入っていく時のタイミング、高座に敷かれた座布団1枚を中心にし、半径1m程の可動域でありながら、聞き手に噺の世界を想像させる噺家の表現力、手ぬぐいや扇子が登場人物の心情を表現する仕草や様々な小道具に成り代わる面白さ、思わぬオチのしめ方に、静かに「そのオチにしてやられたり。」とニンマリしてしまいそうになる瞬間の快感。中盤では大笑いしながらも、最後に静かにやってくる面白さ、この感覚は趣き深い。

 さぁ、今度は長田の寄席でも行ってみようかね。

                  つばき

by bigcamellia814 | 2005-10-05 00:23 | TSUBAKIng Times

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