葵!悲願の就職を果たす!~音と笑顔が織り成す葵の為のパーティーⅠ~

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 せっかくだから、情報や感動は熱い内に、タイムリーに更新していきたいと思うのだが、気分が乗らない時は書けないもの。なまじ文章を書く事が好きなだけに、テキトーに書くという事が出来ず、思いの他時間がかかってしまう。
 今回の内容も、既にすっかり時間がたってしまった内容ですが、この日、温かい時間を一緒に生み出してくれた皆さんに、感謝の気持ちを込めて御報告!

 9月16日、葵、初出勤の日!
そう、葵さん、とうとう就職したのです!
長いモラトリアムを脱出し、悲願の就職を果たした葵!初出勤の日から、既に半月程経過した。毎朝6時前後には起床し、お弁当を作って、OLらしい服装に身を包み、ちゃんと化粧もして、満員電車に揺られ出勤する葵。とうとう、こんな日がやって来た。

 私が大学を卒業する頃から始まった就職難も、最近では次第に上向きになってきている様子だが、葵をはじめとする障害者にとって、就職活動はつでも氷河期だ。障害基礎年金があると言えど年間100万では、このご時世、生活もままならない。かと言って、簡単に生活保護を受けられる訳でもない。だとすれば、とにかく仕事を探すしかない。とは言え、障害者が働ける職場は圧倒的に少ない。
 神戸に引っ越して来たばかりの頃、仕事を探していた私に連れられ(ほぼ無理矢理)、「職安」なる場所に初めて足を踏み入れた日の葵。職安までの道中、「緊張するー!」「怖いよー!」を連発し、表情を失っていた。
 多くの若者は、10代後半からアルバイトという形で、「働く事」「お金を得る事」を経験する。しかし、彼女にはその経験が全く無かった。出来る仕事も限られる。それでも何度かトライしたが、働く機会に恵まれる事は無かった。「車椅子に乗っている」という事が不採用の大きな要因になる事は明白だった。現実の厳しさを冷静に受け止めつつも、「障害」を理由に拒否される事への恐怖心は募る。「いったい自分は、この先どうやって生きていったらいいんだろう?」と言う、途方のなさも。
 今回彼女は、障害者に仕事を斡旋する会社に企業を紹介してもらい、就職する事が出来た。働く、稼ぐ、稼いだお金で生活する、全て初めての経験が今からスタートする!

 そんな葵の就職を祝って(いやいや口実にして!?)、9月17日(金)、バリアフリーのCafe Bar Dessinにて盛大にパーティーを行なった。集まってくれた方は合計20名。
遠くは北海道から。神戸に引っ越してきてからの私達の生活を支え、楽しませてくれた人達だ。

 こーゆうパーティーは張り切ってやんなきゃね!と数週間前から気合を入れた椿と葵!当日は葵も参加している、「練習より本番が多いバンド」、「聞け!万国の労働者」から「サザエさん」までジャンルを問わず歌いこなす、長田名物・塊's(写真)の演奏、葵と私の同僚・きのピーとの琴による演奏の他、豪華景品(Bistro Aoi招待券、Aoiシェフによるシフォンケーキ等)が当たるくじ引き大会等が行なわれた。その様子は、次へと続きまーす。葵にバトンタッチ!

                   つばき

by bigcamellia814 | 2005-10-03 00:37 | TSUBAKIng Times

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