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橋下徹、おまえだけは「女性の人権」「女性の尊厳」など語るな!

 5月27日、外国人記者クラブに対して行った、橋下徹の弁明。

「私は、21世紀の人類が到達した普遍的価値、すなわち、基本的人権、自由と平等、民主主義の理念を最も重視しています」
⇒「君が代」起立・斉唱強制条例、思想調査、入れ墨調査、政治活動禁止条例、労働組合弾圧など、数々の人権蹂躙行為を行ってきた、おまえが言うか?

「私の思想信条において、女性の尊厳は、基本的人権において欠くべからざる要素であり、これについて私の本意とは正反対の受け止め方、すなわち女性蔑視である等の報道が続いたことは、痛恨の極みであります。私は、疑問の余地なく、女性の尊厳を大切にしています」
⇒タレント時代、
「集団買春は中国へのODAのようなもの」と発言した橋下徹。
MBS、朝日新聞の女性記者に対し、粘着質的な攻撃を行う橋下徹。
DVを受けている女性達の相談窓口でもあった、
クレオ大阪を廃止しようとした橋下徹。
おまえだけには、女性の人権、女性の尊厳などと言われたくない!

 言い訳、取り繕い、詭弁にまみれた、彼のダラダラした文章を、気が向いたらお読みください。途中でダレます。外国人記者クラブの方々、お疲れ様。


橋下徹氏:「私の認識と見解」 日本語版全文 2013年5月27日

■私の拠(よ)って立つ理念と価値観について

 まず、私の政治家としての基本的な理念、そして一人の人間としての価値観について、お話ししたいと思います。

 いわゆる「慰安婦」問題に関する私の発言をめぐってなされた一連の報道において、発言の一部が文脈から切り離され、断片のみが伝えられることによって、本来の私の理念や価値観とは正反対の人物像・政治家像が流布してしまっていることが、この上なく残念です。

 私は、21世紀の人類が到達した普遍的価値、すなわち、基本的人権、自由と平等、民主主義の理念を最も重視しています。また、憲法の本質は、恣意(しい)に流れがちな国家権力を拘束する法の支配によって、国民の自由と権利を保障することに眼目があると考えており、極めてオーソドックスな立憲主義の立場を採(と)る者です。

 大阪府知事及び大阪市長としての行政の実績は、こうした理念と価値観に支えられています。また、私の政治活動に伴って憲法をはじめとする様々(さまざま)なイシューについて公にしてきた私の見解を確認いただければ、今私の申し上げていることを裏付けるものであることをご理解いただけると信じております。今後も、政治家としての行動と発言を通じて、以上のような理念と価値観を体現し続けていくつもりです。

 こうした私の思想信条において、女性の尊厳は、基本的人権において欠くべからざる要素であり、これについて私の本意とは正反対の受け止め方、すなわち女性蔑視である等の報道が続いたことは、痛恨の極みであります。私は、疑問の余地なく、女性の尊厳を大切にしています。

■いわゆる「慰安婦」問題に関する発言について

 以上の私の理念に照らせば、第二次世界大戦前から大戦中にかけて、日本兵が「慰安婦」を利用したことは、女性の尊厳と人権を蹂躙(じゅうりん)する、決して許されないものであることはいうまでもありません。かつての日本兵が利用した慰安婦には、韓国・朝鮮の方々のみならず、多くの日本人も含まれていました。慰安婦の方々が被った苦痛、そして深く傷つけられた慰安婦の方々のお気持ちは、筆舌につくしがたいものであることを私は認識しております。日本は過去の過ちを真摯(しんし)に反省し、慰安婦の方々には誠実な謝罪とお詫(わ)びを行うとともに、未来においてこのような悲劇を二度と繰り返さない決意をしなければなりません。

 私は、女性の尊厳と人権を今日の世界の普遍的価値の一つとして重視しており、慰安婦の利用を容認したことはこれまで一度もありません。私の発言の一部が切り取られ、私の真意と正反対の意味を持った発言とする報道が世界中を駆け巡ったことは、極めて遺憾です。以下に、私の真意を改めて説明いたします。

 かつて日本兵が女性の人権を蹂躙したことについては痛切に反省し、慰安婦の方々には謝罪しなければなりません。同様に、日本以外の少なからぬ国々の兵士も女性の人権を蹂躙した事実について、各国もまた真摯に向き合わなければならないと訴えたかったのです。あたかも日本だけに特有の問題であったかのように日本だけを非難し、日本以外の国々の兵士による女性の尊厳の蹂躙について口を閉ざすのはフェアな態度ではありませんし、女性の人権を尊重する世界をめざすために世界が直視しなければならない過去の過ちを葬り去ることになります。戦場の性の問題は、旧日本軍だけが抱えた問題ではありません。第二次世界大戦中のアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、ドイツ軍、旧ソ連軍その他の軍においても、そして朝鮮戦争やベトナム戦争における韓国軍においても、この問題は存在しました。

 このような歴史的文脈において、「戦時においては」「世界各国の軍が」女性を必要としていたのではないかと発言したところ、「私自身が」必要と考える、「私が」容認していると誤報されてしまいました。

 戦場において、世界各国の兵士が女性を性の対象として利用してきたことは厳然たる歴史的事実です。女性の人権を尊重する視点では公娼(こうしょう)、私娼(ししょう)、軍の関与の有無は関係ありません。性の対象として女性を利用する行為そのものが女性の尊厳を蹂躙する行為です。また、占領地や紛争地域における兵士による市民に対する強姦(ごうかん)が許されざる蛮行であることは言うまでもありません。

 誤解しないで頂きたいのは、旧日本兵の慰安婦問題を相対化しようとか、ましてや正当化しようという意図は毛頭ありません。他国の兵士がどうであろうとも、旧日本兵による女性の尊厳の蹂躙が決して許されるものではないことに変わりありません。

 私の発言の真意は、兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題が旧日本軍のみに特有の問題であったかのように世界で報じられ、それが世界の常識と化すことによって、過去の歴史のみならず今日においても根絶されていない兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題の真実に光が当たらないことは、日本のみならず世界にとってプラスにならない、という一点であります。私が言いたかったことは、日本は自らの過去の過ちを直視し、決して正当化してはならないことを大前提としつつ、世界各国もsex slaves、sex slaveryというレッテルを貼って日本だけを非難することで終わってはならないということです。

 もし、日本だけが非難される理由が、戦時中、国家の意思として女性を拉致した、国家の意思として女性を売買したということにあるのであれば、それは事実と異なります。

 過去、そして現在の兵士による女性の尊厳の蹂躙について、良識ある諸国民の中から声が挙がることを期待するものでありますが、日本人が声を挙げてはいけない理由はないと思います。日本人は、旧日本兵が慰安婦を利用したことを直視し、真摯に反省、謝罪すべき立場にあるがゆえに、今日も根絶されていない兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題に立ち向かう責務があり、同じ問題を抱える諸国民と共により良い未来に向かわなければなりません。

 21世紀の今日、女性の尊厳と人権は、世界各国が共有する普遍的価値の一つとして、確固たる位置を得るに至っています。これは、人類が達成した大きな進歩であります。しかし、現実の世界において、兵士による女性の尊厳の蹂躙が根絶されたわけではありません。私は、未来に向けて、女性の人権を尊重する世界をめざしていきたい。しかし、未来を語るには、過去そして現在を直視しなければなりません。日本を含む世界各国は、過去の戦地において自国兵士が行った女性に対する人権蹂躙行為を直視し、世界の諸国と諸国民が共に手を携え、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう決意するとともに、今日の世界各地の紛争地域において危機に瀕(ひん)する女性の尊厳を守るために取り組み、未来に向けて女性の人権が尊重される世界を作っていくべきだと考えます。

 日本は過去の過ちを直視し、徹底して反省しなければなりません。正当化は許されません。それを大前提とした上で、世界各国も、戦場の性の問題について、自らの問題として過去を直視してもらいたいのです。本年4月にはロンドンにおいてG8外相会合が「紛争下の性的暴力防止に関する閣僚宣言」に合意しました。この成果を基盤として、6月に英国北アイルランドのロック・アーンで開催予定のG8サミットが、旧日本兵を含む世界各国の兵士が性の対象として女性をどのように利用していたのかを検証し、過去の過ちを直視し反省するとともに、理想の未来をめざして、今日の問題解決に協働して取り組む場となることを期待します。

■在日アメリカ軍司令官に対する発言について

 また、沖縄にある在日アメリカ軍基地を訪問した際、司令官に対し、在日アメリカ軍兵士の性犯罪を抑止するために風俗営業の利用を進言したという報道もありました。これは私の真意ではありません。私の真意は、一部の在日アメリカ軍兵士による犯罪を抑止し、より強固な日米同盟と日米の信頼関係を築くことです。一部の在日アメリカ軍兵士による犯罪被害に苦しむ沖縄の問題を解決したいとの思いが強すぎて、誤解を招く不適切な発言をしてしまいましたが、私の真意を、以下に説明いたします。

 日本の安全保障にとって、米国との同盟関係は最も重要な基盤であり、在日アメリカ軍の多大な貢献には、本当に感謝しています。

 しかしながら、多くの在日アメリカ軍基地がある沖縄では、一部の心無いアメリカ軍兵士によって、日本人の女性や子どもに対する性犯罪など重大な犯罪が繰り返されています。こうした事件が起きる度に、在日アメリカ軍では、規律の保持と綱紀粛正が叫ばれ、再発防止策をとることを日本国民に誓いますが、在日アメリカ軍兵士による犯罪は絶えることがありません。同じことの繰り返しです。

 私は、日本の外交において日米同盟を重視し、在日アメリカ軍の日本への貢献を大いに評価しています。しかし、人権を蹂躙され続ける沖縄県民の怒りは沸点に達しているのです。在日アメリカ軍兵士による犯罪被害に苦しむ沖縄の現状をアメリカに訴え、何としてでも改善してもらいたい、という強い思いを持っております。

アメリカ軍内部において性暴力が多発し、その統制がとれていないことが最近、アメリカで話題となっています。オバマ大統領もアメリカ軍の自己統制の弱さに相当な危機感を抱き、すぐに効果の出る策はないとしつつ、アメリカ軍に綱紀粛正を徹底するよう指示したとの報道がありました。

 このような状況において、私は強い危機感から、在日アメリカ軍司令官に対して、あらゆる対応策の一つとして、「日本で法律上認められている風俗営業」を利用するということも考えるべきではないかと発言しました。すぐに効果の出る策はないとしても、それでも沖縄の現状を放置するわけにはいきません。私の強い危機感から、ありとあらゆる手段を使ってでも、一部の心無い在日アメリカ軍兵士をしっかりとコントロールして欲しい、そのような強い思いを述べる際、「日本で法律上認められている風俗営業」という言葉を使ってしまいました。この表現が翻訳されて、日本の法律で認められていない売春・買春を勧めたとの誤報につながりました。さらに合法であれば道徳的には問題がないというようにも誤解をされました。合法であっても、女性の尊厳を貶(おとし)める可能性もあり、その点については予防しなければならないことはもちろんのことです。

 今回の私の発言は、アメリカ軍のみならずアメリカ国民を侮辱することにも繋(つな)がる不適切な表現でしたので、この表現は撤回するとともにお詫び申し上げます。この謝罪をアメリカ軍とアメリカ国民の皆様が受け入れて下さいます事、そして日本とアメリカが今後とも強い信頼関係を築いていけることを願います。

 私の真意は、多くの在日アメリカ軍兵士は一生懸命誠実に職務を遂行してくれていますが、一部の心無い兵士の犯罪によって、日米の信頼関係が崩れることのないよう、在日アメリカ軍の綱紀粛正を徹底してもらいたい、という点にあります。その思いが強すぎて、不適切な表現を使ってしまいました。

 アメリカは、世界で最も人権意識の高い国の一つです。そして、人権は世界普遍の価値です。アメリカ国民の人権と同じように、沖縄県民の基本的人権が尊重されるよう、アメリカ軍が本気になって沖縄での犯罪抑止のための実効性ある取り組みを開始することを切に望みます。

■日韓関係について
 
 日本と韓国の関係は現在厳しい状況にあると言われています。その根底には、慰安婦問題と竹島をめぐる領土問題があります。

 日本と韓国は、自由、民主主義、人権、法の支配などの価値観を共有する隣国として、重要なパートナー関係にあります。日韓の緊密な関係は、東アジアの安定と繁栄のためだけでなく、世界の安定と繁栄のためにも寄与するものと信じています。

 現在、元慰安婦の一部の方は、日本政府に対して、国家補償を求めています。

 しかし、1965年の日韓基本条約と「日韓請求権並びに経済協力協定」において、日本と韓国の間の法的な請求権(個人的請求権も含めて)の問題は完全かつ最終的に解決されました。

 日本は、韓国との間の法的請求権問題が最終解決した後においても、元慰安婦の方々へ責任を果たすために、国民からの寄付を募り1995年に「女性のためのアジア平和国民基金(略称アジア女性基金)」を設立し、元慰安婦の方々に償い金をお渡ししました。

 このアジア女性基金を通じた日本の責任を果たす行為は、国際社会でも評価を受けております。国連人権委員会へ提出されたレポートもアジア女性基金を通じての日本の道義的責任を歓迎しています。また国連人権高等弁務官であったメアリーロビンソンさんも基金を評価しています。

 しかし、残念ながら、元慰安婦の一部の方は、このアジア女性基金による償い金の受領を拒んでおります。

 日本は過去の過ちを直視し、反省とお詫びをしつつも、1965年に請求権問題を最終解決した日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定も重視しております。

日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定を前提としつつ、元慰安婦の方々の心に響く償いをするにはどのようにすればいいのかは大変難しい問題です。韓国政府は最近、日韓基本条約とともに締結された「日韓請求権並びに経済協力協定」における元慰安婦の日本政府への請求権の存否の解釈が未解決だと主張しております。韓国も法の支配を重んじる国でしょうから、日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定という国際ルールの重さを十分に認識して頂いて、それでも納得できないというのであれば、韓国政府自身が日韓請求権並びに経済協力協定の解釈について国際司法裁判所等に訴え出るしかないのではないでしょうか? その際には、竹島をめぐる領土問題も含めて、法の支配に基づき、国際司法裁判所等での解決を望みます。

 私は、憎しみと怒りをぶつけ合うだけでは何も解決することはできないと思います。元慰安婦の方の苦しみを理解しつつ、日韓お互いに尊敬と敬意の念を持ちながら、法に基づいた冷静な議論を踏まえ、国際司法裁判所等の法に基づいた解決に委ねるしかないと考えております。

 法の支配によって、真に日韓関係が改善されるよう、私も微力を尽くしていきたいと思います。

by bigcamellia814 | 2013-05-28 12:41 | TSUBAKIng Times

世界のどこか 空を映すかがみ

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by bigcamellia814 | 2013-05-22 23:32 | TSUBAKIng Times

明日は万難排して、コレに行く! 橋下発言に抗議の声をあげよう!

≪転送転載大歓迎≫

橋下さん もう辞めて!市長の資格はありません
〜橋下大阪市長の「慰安婦」問題発言に抗議する〜
日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク(関西ネット)から、緊急の呼びかけです。

 たび重なる橋下徹大阪市長の暴言は、決して許されるものではありません。沖縄はじめ各地から、続々と抗議の声があがっています。世界各国で報道され、その人権感覚のなさが笑われています。

 もう、市長を辞めてもらうしかありません!!みんなで抗議を続けましょう!!


【5・17 橋下市長の「慰安婦」問題発言に抗議する緊急集会   
 
16:30 大阪市役所御堂筋側に集合 抗議文を提出
17:00同所で緊急抗議集会 開始

★大勢集まって、大阪市役所を人間の鎖で包囲しましょう! 
  抗議グッズをご持参ください。


※大阪市役所前での抗議行動は、今後も呼びかけていく予定です。

抗議文への、個人・団体の賛同署名を集め、橋下市長に届けます。(準備中)
各団体・個人は、橋下市長に抗議を!ご協力お願いします。


<橋下大阪市長への抗議先>
郵 便 : 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目30番20号 大阪市政策企画室秘書部 宛

電 話 : 06−6208−7237

FAX : 06−6202−6950
    
Email : 大阪市HP→組織一覧→政策企画室(お問合せ等)→総務担当

by bigcamellia814 | 2013-05-16 23:27 | TSUBAKIng Times

【拡散希望】無いとこから金とるんやめなはれデモ

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 今度、こんなデモやります。

『無いところから金とるんやめなはれデモ』

日時:2013年6月15日(土)16時半~
場所:大阪・難波/南堀江公園


詳細は追って告知します。
とりあえず、予定空けといてね。

私は、
「札束で頬をはたいて、自由に解雇すんのやめなはれ!」
「金で地域住民分断して、辺野古に普天間基地移設すんのやめなはれ!」
「朝鮮学校補助金カットやめなはれ!」
「生活保護バッシング、やめなはれ!」
「労働者を安く買い叩く前に、
1%から、きちんと金取れ、バカヤロー」って言いながら歩きたいです。

    つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-16 14:18 | TSUBAKIng Times

この色彩の中に埋もれて暮らす

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 ランチにキーマーカレーを食べたその店で、かわいいものに出くわす。

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 キテンゲで包んだ丸イス。

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 アフリカが生んだ、この色彩の中に埋もれて暮らしたい。
そう思えるものを手離さない日常を生きろ。

   つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-12 13:52 | TSUBAKIng Times

スペインからのお土産

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GW中、スペインからお客さんがやって来た。
私へのお土産が入った箱に描かれた、鳥の絵。

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中身は、総刺繍の白いストール。
フラメンコの女性ダンサーが身にまとう、それだろうか。

   つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-12 13:35 | TSUBAKIng Times

母の日

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 外食が続いていたせいか、胃の調子が思わしくない。
この週末は胃を休めよう。
起きてから何も食べず、何も飲まず数時間。
口寂しくなってきたので、先日、奈良に行った時に買った、吉野本葛の老舗・天極堂さんのおろし生姜の葛湯を飲む。飲むというよりは、食べる。ふわり、とろり、弾力のある食感も、一瞬にして舌の上でとろける。

 子どもの頃から、葛湯が大好きだった。

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 飲み込んだ葛湯が、ゆっくりと胃の中に落ちて行き、
生姜の効果もあってか、じんわりと身体の中心が熱くなってくる。

 その感覚が呼び覚ましたのか、母親のことを思い出す。
風邪をひいて学校を休んだとき、
のどが痛くて、何も食べられなかったとき、
母親が、片栗に砂糖を足して、お湯で溶いたものを食べさせてくれた。
葛ではなく片栗粉だから、時間が立てば、そのうちとろみは失われていく。
葛に比べれば、ずいぶん安上がりだけれど、
私はこれが大好きだった。
・・・ということを、昨日、葛湯を飲みながら、ふと思い出した。

 今日は母の日。
慌しくしていて、何も用意できていなかったことに今更気づく。
母にこの葛湯を送ろうか。
「最近よく小さかった頃のことを思い出します」
とひとこと添えて。

   つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-12 12:53 | TSUBAKIng Times

最近、見たもの

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 瀬戸内海は香川県・直島。
穏やかな海を、草間彌生の黄色い南瓜が見つめる。

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 本村港にたゆたう、jellyfish。
ゼリー、ガラス、クラゲ、とにかく透明なものが好き。

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 豊島。
海と空に吸い込まれるように、ここを自転車で走るのがいい。

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 甘夏、1個100円。
皮をむいだ瞬間、風が香りをさらう。

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 豊島美術館。オススメ。
産廃の島と呼ばれた豊島に、大きな白い卵が産み落とされ、
その中から、何万、何億、何兆もの命が湧き出でる、刻々と。

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 鮮やかな色をまとって、私は生きていきたい。

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 学生時代よく訪れた、高松・福田町の五割安。
「おっととととと」
「さぁ、グィっと、グィっと」
エキサイト翻訳とボディランゲージ、そして大きな笑顔で、
スペインから来たお客さんとの会話を楽しむ友人達。
「私達に、言葉の壁はなくなったね」と調子づく。

 香川の地酒に、「たこわさとか、もろきゅうでグィッっとやってほしい」と言って、どんどん注文する。スペインからのお客さん、たこわさ気に入る。もろきゅう、微妙。

 私は、本当にいい友達を持っている。
そう実感した、この時間。

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 原爆ドーム。
広島、長崎、福島。
それでもまだ、気づかない。
それとも、気づきたくないのか。

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 宮島の千畳閣。
今度、ここで瞑想をしようよと友達を誘うことにした。

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 潮が引き、厳島神社の鳥居の側まで歩いて行く。
シルエットが美しい。

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 旅から日常に着地。
いえいえ、非日常ではありません、これが私の日常。
5月1日、メーデー。働く私達の日。

 10時から、大阪市役所前で抗議行動を行う。
この間の、大阪市による労働組合弾圧に抗議するため。
昨年まで何も言われなかったのに、
この場所を使用させないと大阪市が警察や公安まで動員。
「維新、賞味期限切れ」の報道正しく、橋下徹の焦り、苛立ちを感じた。
すったもんだで1日が始まる。

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 第84回中之島メーデー。
私の組合の執行委員長はカッコイイ。みんながそう言う。

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 このプラカードを作って、5年を迎える今年のメーデー。
結局、労働委員会では全面棄却。
その後の団交でも、関西学院大学はこの争議をおさめる気は全くなし。
と言う訳で、関西学院大学が有期雇用を撤廃するまで、私はこのプラカードを掲げ続け、「関西学院大学障害学生支援コーディネーター雇止め解雇事件被解雇者」を名乗り、闘う非正規労働者の実体として我が身をさらしていく所存です。

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 日頃は、文句言いに行く時にしか入らない大阪府庁を見学。
建造物としては、趣のある、いい建物だ。
古い故に、目をこらせば、ときめく場所に遭遇する。
「3」と「4」、そしてやじるし。
かわいいじゃないか。

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 大正区の沖縄料理屋で、食べて、歌って、踊って、騒いで、みんなで仲良くなる。

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 再び、日常を離脱。
高野山の宿坊、昼下がり、日のさす長い廊下。

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 奥の院、苔生す道をゆく。 

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 宿坊の精進料理。
以前泊まった宿坊の方が料理は丁寧、趣もあった。
だけどやっぱり、高野山のごま豆腐はおいしかった。

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 奈良。
ならまちのCafeで、羽が描かれた葉っぱを見つける。
カモメが海を渡る時の、あの羽のようなM字。

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 かき氷の屋台。
シロップサーバーはかけ放題か?
食べないくせに、勝手に気分が盛り上がる。 

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 二月堂。 

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 春日野大社。
奈良には、かわいいデザインがいたるところにある。

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 やはり、
なにはともあれ、椿。 

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 出町柳の下鴨神社。

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 この国にしかない、色彩の美しさに気づく。

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 この国にしかない、線の美しさに背筋が伸びる。

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 しかし、神社という場所は、たいてい最後に、こういうオチがついてくる。

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 出町柳・ふたばの豆大福を買うために、行列に並ぶ。 

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 これぞ、京都。

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 小学校の修学旅行以来の清水寺。
なんで、今まで来なかったんだろう。
緑が生き生きと呼吸をする、新緑のこの季節がすきだ。

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 八坂さん。
「教え子を再び戦場に送らない」
現実味をおびてきた今、やはりこのスローガンは生き続ける。

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 スペイン人のお客さんに、生麩田楽を食べさせてみたかった。
この食感は、彼の地にもあるかしら。

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 身代わり猿も色とりどり。

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 最後は、南座で海老蔵の慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)伊達の十役。団十郎さんが亡くなられたのは、ついこの間のこと。海老蔵、早変わり、宙吊り、頑張っていた。

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 2013年、GW。
私が見たもの、あれこれ。

    つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-11 00:06 | viaje(旅)

『労働情報』掲載 今、正規と非正規が手をつながずして、いつつなぐ!

 『労働情報』に掲載された私のエッセイをご紹介します。

 
今、正規と非正規が
手をつながずして、いつつなぐ!
 

 去る3月18日、徳島大学が2013年4月1日から、教員系を除く有期雇用職員について、雇用期限を撤廃し、約1000人を無期雇用に転換するというニュースが私の耳に届いた。徳島大学教職員労働組合は、正規・有期雇用両職員を対象にアンケートを実施。その結果をもとに、雇止めで人が代わるたびに正規職員の指導業務が増えるなど有期雇用のデメリットを示し、大学側との交渉を続けてきた。その結果、今回の画期的な勝利を導くに至った。これは、非正規労働の問題は正規労働者である自分たちの問題でもあると捉え、正規と非正規が共に闘い抜いたからこその成果に他ならない。

 この日、団交終え、徳島大学の勝利について考えながら帰っていた私は、急に感情が溢れ出し、家に辿り着く寸前のところで号泣してしまった。「希望をもらった」という喜びの気持ち以上に、有期雇用を理由に勤めていた大学を雇止め解雇になった私は、「羨ましい」「どうして私には一緒に闘ってくれる正規の仲間がいなかったの?」「何で、こんな当たり前の事が通じないの?」という怒りと悔しさで感情が止めどもなく溢れ出し、しばしその場から動けなくなった。

 4月1日から、改「正」労働契約法が施行された。この法改「正」の最も特徴的な点は、有期雇用契約の労働者が、5年を超えて反復更新された場合、本人の申し込みにより無期雇用へと転換することを使用者に義務付けた新18条である。これを恐れた大阪大学や早稲田大学、琉球大学などで、今まで上限がなかった非常勤講師に対しても、5年上限を設ける動きが出て来た。首都圏非常勤講師組合の運動により、琉球大学は撤回。早稲田大学は非常勤講師の上限5年を盛り込んだ就業規則の制定手続きの過程で、不正行為があった可能性があり、労基法違反の疑いで刑事告発することになった。雇止めの不安解消、安心して働き続けることを目的とした厚労省の思いとは逆に、5年以下の上限を設ける使用者、「法改正により、5年以上雇用できなくなった」と間違った法解釈を触れ回る使用者が続出する事態は、まさに予想した通りの展開だ。

 今回新たに、雇止め法理の明文化(新19条)、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止(新20条)が加えられた点も重要だ。しかしこの法律、到底、労働者が個人で使いこなせる代物ではない。法律に実効性を持たせるには、早い段階で職場の仲間とともに労働組合に加入し、団体交渉を積み重ねることによって雇止め解雇の機会を阻止し、無期雇用を勝ち取っていくしか道はないだろう。改「正」労働契約法は、新たに有期雇用を拡大する危険性を秘めているが、逆に考えれば、今こそ労働組合の出番である。折しも安倍政権は、解雇規制の緩和、解雇の金銭解決などと言い始めた。ここを許せば、正規も簡単に首を切られ、総非正規化の時代が到来する。今、正規と非正規が手をつながずして、いつつなぐ!

 有期雇用は、期限が来れば全ての労働者が一人残らず雇止め解雇になるのではない。必ず、継続雇用される者と、雇止め解雇になる者を生み出す。全員が雇止め解雇になるなら、労働者も団結する。しかし、継続雇用されたいという思いから物言わぬ労働者になり、生き残りをかけ労働者同士は分断されていく。その構造に労働者自身が、身も心も取り込まれているうちは勝てるわけがない。私はこんな浅ましい構造に、これ以上自分の心を侵食されたくないんだ。1人では立ち向かえないから、仲間と手をつなぐ。手をつないで分断の構造と決別する勇気を持つ。きれい事だと言われてもいい。私はそう伝え続けたい。

労働情報862・3号 2013年5月1日発売)


大椿裕子(おおつばき ゆうこ)
大阪教育合同労働組合副執行委員長。大阪全労協青年部。関西学院大学雇止め解雇事件被解雇者。最近のオススメは、ロックバンド・怒髪天。JAPANESE R&E(リズム& 演歌)と称される彼らの歌は、まさに今の時代の労働歌。一度お試しあれ。


 私が一番言いたいことは、最後のパラグラフです。
浅ましさに心を売りたくない。

  
    つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-09 11:00 | TSUBAKIng Times

金がないなら海にが行くさ 魚があれば生きられる

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 先日初めて、大阪の大正区を訪れた。
この町には、沖縄出身者が多く住む。
大正駅周辺に軒を連ねる沖縄料理屋では、沖縄音楽の生演奏を楽しめる。
どこかいいお店はないかと探し、以前、地下鉄のフリーペーパーで紹介されていたうすぱれ豊年ののれんをくぐった。

 客は、一足先にやって来て、すっかり飲んだくれている作業着姿のオジさん1人と、私たち3人の合計4人。たった4人のために、まだ若い、石垣島出身の歌手・大泊一樹さんが三線を弾きながら歌ってくれた。最初の歌は19の春。そして、葵のリクエストで歌ってくれたのが、BEGINの「オジー自慢のオリオンビール」。葵はマイクを渡され、大泊さんと一緒に熱唱。私はママから三板を渡され、演奏に参加。ママと作業着姿のおじさんと、スペインからやってきた私の友達は踊りだし、店はガラガラなのに大盛り上がり。

 休憩時間にはカラオケが始まり、「わしの仕事は土方や」と言う作業着姿のオジさんは、「釜ヶ崎人情」を歌いだす。酔っ払いすぎて、オヤジ、ろくにろれつも回っていないが、いい声だ。
 

立ちん坊人生 味なもの 通天閣さえ 立ちん坊さ
だれに遠慮が いるじゃなし じんわり待って 出直そう
ここは天国 ここは天国 釜ケ崎

身の上話に オチがつき ここまで落ちたと いうけれど
根性まる出し まる裸 義理も人情も ドヤもある
ここは天国 ここは天国 釜ケ崎

命があったら 死にはせぬ あくせくせんでも のんびりと
七分五厘で 生きられる 人はスラムと いうけれど
ここは天国 ここは天国 釜ケ崎


大正区で聞く、飲んだくれのオヤジが歌う「釜ヶ崎人情」。
ブラジルのイパネマ海岸沿いのBarで、
「イパネマの娘」を歌われた時と同じレベルで感動したわ、私。
『根性まる出し まる裸 義理も人情も ドヤもある』
『命があったら 死にはせぬ あくせくせんでも のんびりと
七分五厘で 生きられる 人はスラムと いうけれど』
ここの歌詞のスバラシさ。
身体を使って働き、暮らし、だらしなく飲んだくれている、ちょっとくたびれた男が、
夜の大阪、大正区で、「釜ヶ崎人情」を歌う姿は実にいい。

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 9時半を過ぎたあたりから、ようやくお客さんが増え始める。
阪神の応援帰りのご夫婦(もちろん、阪神ユニフォーム着用!)、父と息子、二次会で立ち寄ったと思われる会社帰りの若い男女のグループ。2曲目から踊りだし、こんな様子。

 そしてやっぱり、みんなが盛り上がるのがこの曲、「オジー自慢のオリオンビール」。改めて聞くと、いい歌詞なんだ。

どんな映画を見に行くよりも オジーと飲んで話したい
不景気続きでちゃーならん 内地で仕事を探そうかね

金がないなら海にが行くさ 魚があれば生きられる
なんくるないさ やってみれ 働くからこそ休まれる

三ツ星かざして高々と ビールに託したウチナーの
夢と飲むから美味しいさ オジー自慢のオリオンビール オジー自慢のオリオンビール


 頭の中に、普天間基地、辺野古移設に伴い、補償金20億円で政府と話をつけた名護漁協のことが浮かぶ。20億円って、安い。その地域の人たちが、一世代生きられるかどうかすらわからない金額。それよりも、綺麗な海があり、魚があれば、その次の世代も、その次の次の世代も生きていける。そんなことを考えていたから、『金がないなら海にが行くさ 魚があれば生きられる なんくるないさ やってみれ』の歌詞に涙が出そうになった。

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 お客さんたちは、オリオンビールに泡盛飲んで、大盛り上がり。
踊りだし、歌いだし、お囃子かけて、太鼓を叩き、
三板を鳴らして大笑いし、一気に仲良くなって、食べ物を分け合い、
「じゃぁねー、ママありがとう~」と店を後にする。

 久々に、めちゃめちゃ楽しかった。
こんなに楽しかったの、本当に久しぶり。
今度はみんなを案内するよ。

    つばき

by bigcamellia814 | 2013-05-09 01:00 | TSUBAKIng Times