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インドへ

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さぁ、これから私はインドに向かいます!
3.11以降、大量の情報にさらされ、
飽和状態の自分を空っぽにしに行っていきます。

しんどい1年でした。
きっと、この国に住む誰にとっても、しんどい1年だっただろうけど。
食べる、眠る、身体をいたわる。
そういう生活のひとつひとつを、ないがしろにして暮らした1年でした。
大きな病気もせず1年持ちこたえたのが不思議なほど。
年の瀬を迎え、今は、もう息絶え絶えです。苦しい。

13歳の時、チェルノブイリ原発事故が起こり、
高校生の時にイラク戦争がありました。
その時からボンヤリと、私の死は、原発事故や核戦争によってもたらされるのかもしれないと考えることがありました。放射能に汚染された街の中で、じわじわと被爆し、ひたひたと死んでいくのだと。

3月12日、それが本当になりました。
福島第一原発が爆発する様子をニュースで見、私はとても冷静な気持ちになりました。
いよいよ来たと覚悟しながら、死ぬにしても生き延びるにしても、本当のことを教えて欲しいと思いました。

でも、私たちが知ったことは、この国の政治や報道は、なかなか真実を語らないということ、ごまかすこと、情報操作されているということ、そして人の命を守らないということでした。

5月には、大阪府労働委員会に申立ていた、不当労働行為救済申立の命令が出されました。結果は、全面棄却でした。不十分な調査によって書かれた中途半端な内容の命令書を読み、この程度にしか扱われない有期雇用問題に向き合うことに虚しさを覚えました。しばらくふてくされて暮らしました。しかし、中労委に再審査を申立て、私のたたかいは今も続いています。

そして5月頃から大阪の雲行きは怪しくなりました。「君が代」起立条例が可決されたり、「教育基本条例案」なるものが大阪維新の会から提案されたり、W選で橋下徹氏が大阪市長に当選したり。今争議を継続しながら、公立学校で働く教職員が多く加入する労働組合で働いている私は、この動きとの攻防戦に明け暮れた数ヶ月でした。そしてそれは、これからも続きます。

原発、橋下のダブルパンチは、ずいぶん私を疲弊させました。
住む場所がどんどんなくなって来ている。
ますます息苦しい場所になっている。
私はそれを、手に取るように感じています。
とても息苦しい。最近、上手く呼吸が出来ません。

だから少しだけ、ここを離れて、ゆっくり呼吸をしてきます。
のびのびと、ゆるりと。
そもそも私は自由なの。
強制を強いられる街から、いつでも飛び出せる瞬発力があることを、
私よ、確認しろ。

この1年、私を支えてくれた全ての人たちに感謝を。
呼吸を整えて、
来年もまた、生きていきます。

よい、お年を。
少しでも、みんなが不安から解放されますように。

つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-24 05:32 | TSUBAKIng Times

大阪 目を覚ませ

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 橋下徹大阪市長初登庁の朝、大阪市役所横・淀屋橋駅周辺で、組織の枠を超えてつながった7つの労働組合の仲間とともに、独裁的な橋下政治に反対する抗議行動を行った。新市長を迎える大阪市役所に足早に向かう市の職員たち。とりわけ彼らに読んでもらいたくて、このビラを配った。

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 裏面には、12月1日の朝日新聞西部本社版 「声」欄に掲載された、「橋下徹様 元大阪住民より」という投稿を、ご本人の了解を得てビラに刷った。

 MBSと日テレから取材を受け、カメラに向かって私の思いは言葉にしたが、報道されることはなかったようだ。両テレビ局から、「僕の考える民意とは違う」とテレビ局のインタビューに応じた市職員を調べ上げ、反省文を書かせたことや、平松元市長を応援した市職幹部を更迭したことについてどう思うか?という質問を受けた。この件について、テレビ局も疑問を持っているのだということはわかった。批判的な精神を忘れず、これから大阪で起こる事柄を報道して欲しいと思う。

 さぁ、これからです。

     つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-20 18:32 | 労働問題

「怒り」を力に変えるために今は泣く~12/15日経新聞「有期労働」市場を育て日本経済を元気に」を読んで

「有期労働」市場を育て日本経済を元気に
2011/12/15付 日本経済新聞 朝刊

 前臨時国会で継続審議になった労津者派遣法の改正をめぐっては、規制を強化する政府案が修正された。民主党は自民、公明両党との協議で、仕事があるときだけ雇用契約を結ぶ登録型派遣と製造業への派遣の原則禁止を取り下げた。雇用を悪化させかねない政府案の見直しは当然だ。

 だが、これで労働規制強化の動きに歯止めがかかったわけではない。労働政策審議会ではパート、契約社員など期間を定めて契約を結ぶ「有期労働」全体への規制の議論が大詰めを迎えている。

 焦点は一定の年数を超えて契約が更新されている場合、本人からの申し入れがあれば、期間の定めのない「無期」雇用に転換出来るようにするかどうかだ。派遣労働者数が6月1日時点で約122万人なのに対し、有期契約で働く人は派遣を含め、10倍の1200万人にのぼる。規制が強化されれば影響は極めて大きい。

 連合などの労働側は、有期労働は低賃金で雇用が不安定なため、これを制限して企業に正社員など無期雇用への切り替えを促すべきだとしている。しかし規制強化には弊害がいくつもある。

 まず、かえって雇用を減らす懸念がある。経済の先行きが不透明なため、期間の定めがなく人件費がかさむ雇用を企業が増やすことは望みにくい。無期雇用への転換を義務づけられることを嫌った企業が、パートなどで働き続けてきた人たちとの契約を早めに打ち切る動きが広がりかねない。

 有期契約の労働力が活用しにくくなれば、企業の海外生産移転が加速することも考えられる。雇用不安が深刻になる恐れがある。

 有期契約は人を雇いやすくし医療や介護など需要のある分野が人材を手当てするのに役立つ。規制で使い勝手が悪くなれば、こうした成長分野の担い手が増えにくくなる。東日本大震災の被災地が新産業を伸ばす障害にもなろう。

 非正規労働者には正社員と同様の仕事をさせながら低賃金のままにしている企業には改善を促す必要がある。だが非正規の人たちの処遇の底上げは経済・産業を元気にすることが先決だ。賃金などの労働条件を引き下げるには企業の収益を増やす必要があるからだ。

 企業の競争力低下を招く規制強化は非正規労働者の待遇改善につながらず、逆に悪化させる心配がある。有期の労働市場を育てることが働く人たちのためになる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 これを読んで、反論出来る点は山ほどある。
私は、反論出来るだけの言葉を持つ。

 でも、怒りで、どうしようもない怒りで、
涙が出てきて、繰り返し涙が出てきて止まらない。
私、本当に怒ってる。

 「有期の労働市場を育てることが働く人たちのためになる。」だと?
ふざけるな。
正直に、「私たち(経営側)のためになる」と言え!

 「有期契約の労働力が活用しにくくなれば、企業の海外生産移転が加速することも考えられる。雇用不安が深刻になる恐れがある。」
ねぇ、もしかして私たちのためを思ってるとでも言いたいの?
正直に、「安く雇える労働力が欲しいだけ」と言え!

 「有期契約は人を雇いやすくし医療や介護など需要のある分野が人材を手当てするのに役立つ。規制で使い勝手が悪くなれば、こうした成長分野の担い手が増えにくくなる。」
やっと出たね、正直な気持ち。
そう有期雇用は経営側にとって「使い勝手」がいいんだよ。
必要な時に必要なだけ雇い、必要がなくなったらクビを切れる雇用の調整弁だ。
でもね、人の命や生活そのものを支える医療や介護こそ、
経験を積んだ労働者が質の高いサービスを提供できるのだ。
数年で雇い止め解雇にされるんじゃ、プロフェッショナルになろうにも、
経験値を積み重ねる現場すら奪われるんだよ。
それ、考えたことある?

 「だが非正規の人たちの処遇の底上げは経済・産業を元気にすることが先決だ。賃金などの労働条件を引き下げるには企業の収益を増やす必要があるからだ。」
その前に、私たち使い捨てられるでしょ?
有期雇用なんだもん、その間に使い捨てられてるでしょ?
日本の経済や産業が元気になる過程で、ないがしろにされていく労働者の人権は、「そりゃぁ仕方ない。我慢してくれ」って具合か?
今、その渦中に居て喘いでる人たちは、「あきらめてくれ」ってこと?
例え日本の経済や産業が元気になったからって、あなたたち「無期」にする?
「正社員」として雇い入れる?
こんな「使い勝手」のいい雇用の調整弁、みすみす手放さないでしょ?

 雇用期間に期限が設けられているという問題点から、
賃金が安いことに問題をすり替えている。
ちょっと待って!
私たちがまず一番に言っているのは、
「恒常的に労働力を必要とする仕事ならば、数年ごとに雇い止めを行い人を入れ替えるのではなく、働き続けさせろ」と言うことだ。

 怒りで、まだ、冷静に反論出来ない。
でも、言わせて。
私、これを読んで泣きながら怒った。
この怒りを、自分の力にする。
そのために、ひとしきり怒り、ひとしきり泣く。

   つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-16 17:14 | 労働問題

オーナメントを飾りながら

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 アメリカ人の友達は、
毎年1つずつオーナメントを買うという。

 もみの木に、ひとつひとつ飾りつけながら、
そのオーナメントと出会った、その年の出来事を思い出していくのだと。

 日本で生まれ、クリスマスとは無縁の家庭で育ち、
サンタクロースは、ついぞ一度も私のところにはやって来なかった。
夢など与えない現実的な親を、今の私は楽しく思う。

 生まれ育った場所、
それは国だったり、地域だったり、家庭だったり。
自分とは異なる場所で生まれ育った人が持っている、
自分には持ち合わせていない文化や習慣を、時折羨ましく思う時間がある。
その気になってマネをしてみても、
一朝一夕には、自分の血や肉にはなり得ない。

 NY、ハーレムにあるアパートメントの一室で、
彼女は、生きてきた1年1年を振り返りながら、オーナメントを飾りつけていく。

 そんな習慣を愛しむ友を、
うらやましく眺めた、あの時間。

 そういう羨ましさを、自分の体内にちょっとずつ取り入れて生きていきたいと思い、
人と出会い、旅をし、日々を暮らす。

     つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-14 17:35 | TSUBAKIng Times

「大阪、目を覚ませ!!」2011/12/11 脱原発!女子デモ!?だれデモ!参加 『女将大作戦』は大好評!

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 12月11日に行われた、『2011/12/11 脱原発!女子デモ!?だれデモ!』に参加してきました。私は、「着物姿で、脱原発!と言って歩きたい!」という兼ねてからの願望を実現すべく、「原発あきまへん!! 脱原発 女将大作戦」という企画を打ち出し、この間、広報させてもらいました。

 着物を着た旅館の女将や新地ののママ、木屋町を歩く芸子さん。果ては卒業式や成人式の着物姿、七五三の子どもに至るまで、着物を着ているだけで、なんだかみんな、勝手にありがたがってくれる。そんな傾向に便乗し、着物姿で「原発あきまへん!」とアピールしちゃおう!という女将大作戦!!

 コレが、好評でした!
当日、強力な助っ人が参上!
昔着物と彫金細工のお店をされている芽依さんが、着物を無料で7着貸し出してくださり、おまけにその場でプチレッスンを行い、参加希望者を女将に仕上げてくださいました。芽依さん、本当にありがとう。
(写真は、女将増殖中の様子!)

 最終的に、女将の数は14~15名に!
「着物着れて嬉しいぃ~!」
「このアイディア、イイわ~!」
「なんか、気合い入る!!!」と言う言葉が聞けて、嬉しかったぁー!
そう、着物を着ると背筋がピンとして、自然と気合いが入るのです!
しかも、警察に「早く行けぇー!」とせかされても、
「わたくしども、着物なので、そうそう走れませんしっ!!」ってなことで、
ゆっくりした歩調でデモ出来るというメリットも!!
警察も、着物姿の私たちには、なかなか乱暴な扱いも出来ませんしね。

 「ねぇねぇ、何で女将したの?」とか、
朝日新聞の記者からは、「皆さんは、どこかの旅館の女将さんなんですか?」と質問されましたが、私たち、旅館の女将でも、料亭の女将でも何でもありません。ネーミングは、単純に私のイメージです!「気合い入ってんのよっ!」という勝手なイメージ。でも、昔から着物を着るたびに、「女将みたい」と言われていたこの私、我ながら、このネーミング気に入っています!

 今回は、『女子デモ』ということで広報していましたが、原発に伴い、女性たちが抱えてきた問題、女性ゆえに抱えてきた問題をシェアしアピールするという点では、ちょっと物足りなかったかなぁと言う思いが残りました。そういうデモもありだよね。

 デモのラスト、「大阪、目を覚ませ!!」という力強いシュプレヒコールを聞いた時は、ジーンと来ました。原発や瓦礫受け入れのことだけでなく、いろんな意味で、ホント、「大阪、目を覚ませ!!」という状況ですもん、今まさに!!これ以上にピッタリくる言葉はありません。


 さてさて、ココからは、椿女将の着物姿を大公開!!

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 気合い!!のピンクの着物に、銘仙の羽織で参加。
銘仙は、色も柄も、今の時代にはまね出来ないほどに粋。

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 髪はこんな感じ。
葵がプレゼントしてくれた、椿のかんざしを挿しました。

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 そして胸元には、「NO NUKES」の缶バッジ。

 昨年10月、大阪城で行われた平成中村座の舞台を観に行った時以来の着物着用でした。やっぱり、着物好き!自分で言うのもなんだけど、私、着物似合うぅ~♪

 女将大作戦に参加してくださった皆さん、
私のわがままにお付き合いいただき、一緒に楽しんでくださって本当にありがとうございました。このつながりをきっかけに、時々、至る所に出没しましょう!「原発いらん!」「安心してくらしたいねん!」という気合いを引っさげてねっ!!

      つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-13 01:22 | TSUBAKIng Times

山田詠美の握手は強くて温かだった

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「彼は、ある種の人にとっては、ニガーだけど・・・」
「やめて!!そんな言葉」
「止めない。あなただって、きっと思ってる。娘と寝る黒人は、あなたにとってニガーなの。でもね、私にとって、彼はニガーじゃないの。何故なら・・・」
イライザは切れた唇を下で拭って続けた。
「私の世界は、もう、白くはないからよ」

Animal Logic 山田詠美著

 「黒人の子どもが与えられる苦痛と来たら、本当にひどいものよ。」
「・・・人間は、人間であるだけで、皆、平等であるべきなのに」
そう語る、オフィーリアは白人の教師。
最近、娘・イライザの様子がおかしい。タバコは吸うし、夜も帰ってこない。
心配になって、主人公・ヤスミンとともに、イライザが通うクラブに行くと、
彼女がダンスフロアの隅で、黒人のボーイフレンドと口づけを交わす様子を目撃。
驚いたオフィーリアは娘に、「・・・黒人じゃないの?」と言い、取っ組み合いのケンカになる。その時のオフィーリアとイライザの会話。

 いくつもあるストーリーの中で、第8章のこの場面が好きだ。
「私の世界は、もう、白くはないからよ」だって。
やられた。ドキュン!

 彼女の作品の中で、Animal Logicが一番好きだ。
そして、主人公・ヤスミンは、私のあこがれの人。
ヤスミンのような立ち姿で生きていきたい。


 12月9日、初めて、作家・山田詠美さんに会うことが出来た。
新刊「ジェントルマン」発行を記念して、
梅田の紀伊国屋で行われたサイン会に出かけて来た。

 「ありがとう」の気持ちを込めて、プレゼントを用意した。
KAPITALのマフラー。ちょっと奮発したよ。
「似合うかなぁ、どうかなぁ?」とかなり悩んで選んだけれど、
ご本人を目の前にしたら、他のどれよりも、私の選んだものが一番似合うんじゃないかと思えてきた。そう思った決め手は、つけていらっしゃった指輪だった。

 緊張して、ほとんど何も話せなかったけれど、
「ありがとう」と言いながら、握手してくれたその手は温かく、
予想以上の、そして期待以上の圧力で、
強く、力強く握ってくれた。

 これからも、読み続けます。
心が乾いたら、その艶のある言葉を貪ります。

    つばき

by bigcamellia814 | 2011-12-13 00:18 | TSUBAKIng Times

冬の散歩

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 神戸元町高架下。
自動販売の前で、「ジュースを買って」とダダをこねる子どもと母親のやり取りが、
トンネルに反響して、私の耳に辿り着く。
子どもの必死さとは裏腹に、母親は面倒くさそうだ。

 神戸の街は、寒い日の夜に散歩したくなる。

by bigcamellia814 | 2011-12-10 15:41 | TSUBAKIng Times

自分の権利を知ることは、自己否定のスパイラルから抜け出すきっかけ

 昨日の夕方、職場に1人の来客があった。
スーツ姿の、見た目30代後半くらいの男性。
もうすぐ帰ろうかと思っていた矢先のことだったので、
「また、なんかの営業ぉぉぉぉ?いらないんですけどぉ」と思いながら、
ひとまず、「ご用件は何でしょうか?」と尋ねた。
すると、営業とは思えないほどにオドオドしている。
いったい、何の人だ?

 受け取った名刺には、JOBカフェの研修生と書いてあった。
JOBカフェとは、『2003年に国が策定した「若者自立・挑戦プラン」の中核的施策に位置付けられたもので、地域の実情に合った若者の能力向上と就職促進を図るため、若年者が雇用関連サービスを1ヵ所でまとめて受けられるようにしたワンストップサービスセンターのこと』だそうだ。簡単に言うと、求職中の人が、仕事の適正や履歴書の書き方、面接の仕方などのアドバイスを受けたり、研修を受けたり出来るようだ。その研修の一環なのだろうか、事前にアポを取ったり、飛び込みでいくこともあるが、色んな職場を回り、話を聞いていると彼は言っていた。(その目的・効果についてはよくわからないし、時間がなかったので詳しくは尋ねていない)

 仕事の内容等を簡単に説明した後で、今度は私から彼に質問した。
失業して約1年。過剰な時間外労働が続き体調を壊し、ドクターストップがかかって休職するようになり、結局会社を辞めたそうだ。オドオドした不安そうなその様子から、メンタルの面でもしんどい思いをされたのだろうと想像した。

 私は、自分が有期雇用を理由に雇い止め解雇されたことを彼に話した。
そして、「体調を壊して仕事をやめなければいけなくなった時、
自分がダメだから頑張れなかったんだと責めたんじゃないかなぁと思うけれど、
過剰な時間外労働が続けば、体調も壊すし、精神的にしんどくなるのは当然のことですよ。
自分が悪いって思ってますか?
あなたは悪くないですよ。
でも、これからまた働くことになった時、自分を守るために、
労働者として、自分にどんな権利があるのか知っていてほしいなぁと思います。
時間外労働も、残業代を支払わないのも、有給休暇を取らしてくれないのも、会社側に問題があるのです。労働者には、その改善を使用者に求める権利があります。しかし、その権利を知らなければ、また、会社にとって都合よく使われるだけです。就職活動と同時に、そういうことも知ってほしいなぁと思います。』と伝えた。これは、私が労働組合に入って実感したことだった。

 自分の権利を知ることは、自己否定のスパイラルから抜け出すきっかけをくれる。

 昨今、公務員バッシングが激しいが、
「本人の意に反して解雇出来ない」というのは、公務員だけに適応されているわけではない。一方的な解雇をする使用者が後を絶たないという残念な現実があるだけで、民間で働く人たちも、「本人の意に反して解雇は出来ない」のだ。意に反して解雇された場合は、たたかう手段だってある。

 そういうことを伝えていく場を作るのが、私のやることなのかもしれないなと、
少しだけ覚悟を持って考えるようになった。

 昨日出会った彼が、もう、これ以上、自分を責めたりしませんように。

      つばき
 

by bigcamellia814 | 2011-12-10 15:14 | TSUBAKIng Times

さすがだ!探偵!ナイトスクープ

 朝日放送の長寿番組・『探偵!ナイトスクープ』は、やっぱりイイ番組だなぁと思った出来事があった。とりわけ、11月25日に放送された、『ネパールの国歌はニセモノ?』(探偵/長原 成樹)は良かった。

 つくば市の男子大学生(22)からの依頼は、小学5年生の時、ネパール文化交流会でネパール人から、ネパール国歌を直接教わり、それ以来、“ネパール国歌が歌えること”を特技にしていると言う。しかし、ネパール料理店に行った時に、ネパール人の前で国歌を歌ったところ、「ネパール国歌ではない。ネパール語の要素が一つもない」と言われてしまった。この10年、ネパール国歌と信じてきた曲は、いったい何なのか。調べて欲しいというものだった。

 やはりその歌はネパール国歌ではないとわかった男子大学生は、長原探偵と共に、東南アジアの料理店を回り、「この歌を知らないか?」と尋ね歩く。そして、マレーシア料理店で働いていたインドネシア人の従業員が、その歌を知っていると言う。その歌は、インドネシアのHalo Halo Bandungという曲で、インドネシア独立戦争の時、オランダに攻め込まれ退却を余儀なくされ、Bandungに火を放って退却した時のことを唄った歌だった。

 男子大学生と長原探偵が、「この歌を知らないか?」「この歌は、あなたの国の国歌ではないか?」とレストランの従業員に尋ねると、「違う」と答える彼ら。「では、あなたの国の国歌を唄ってみてくれますか?」と探偵がお願いすると、「さぁ~、なんだったかなぁ~」とか「忘れたなぁ~」とか、しばらくたって「あぁ、あぁ、思い出した!」と答える人たちばかりで面白かった。

 この6月、大阪には「君が代」起立条例が可決した。
府立学校の教職員に、入学式等での君が代斉唱時の起立を義務づけた条例である。この条例に対し反対の姿勢を示すと、「日本人なら、君が代唄うのは当たり前や。嫌なら、日本出て行けっ!」という言葉を、何度浴びせさせられたことだろう。「日の丸を常時掲揚しなければならない」「君が代を歌わなければならない」、そういうふうに、あるひとつの方向に強制することに反対だという思いが上手く伝わっていないことは、私たちの課題でもあった。しかし、「嫌なら、日本出て行けっ!」と言う罵声は、何度も言われ、聞き慣れたとは言え、毎回どっと疲れが出る。ここは、「日本国籍」を持ち、「君が代」を歌わなければ生きていけない国なのかと。

 ある人たちは、国歌である「君が代」を歌うこと、歌えることは当然だと言う。「歌いたくない」なんて言えば、攻撃が待っているのが今の大阪の状況だ。しかし、世界を見てみれば、「さぁ~、なんだったかなぁ~」とか「忘れたなぁ~」と言う程度に、その人にとって国歌の存在自体が薄い人たちもいる。それでも、批難されたり攻撃されたり、処分されたり、職を奪われたりしない場所もある。

 あなたや私が「当たり前」だと思っていることと、
違う世界や、違う捉え方があることを、スルッと教えてくれた、この日の探偵!ナイトスクープ。

 もちろん、製作者側がそんなことを意図していたとは思いません。
でも、「さすがだなぁ~、探偵!ナイトスクープ」と、私は感心しきりだったのだ。

 誰かの小さな、やりたい、かなえたい、助けてほしいに寄り添う探偵!ナイトスクープ。変わった人、おかしな人を見つけてきては、その人たちを愛しく映し出す探偵!ナイトスクープ。やっぱりイイ番組だよね。

by bigcamellia814 | 2011-12-10 13:45 | TSUBAKIng Times

いよいよ明日!☆2011/12/11  原発いらん!女子デモ!? だれデモ!☆

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【拡散大歓迎!!】
いよいよ明日!☆2011/12/11 原発いらん!女子デモ!? だれデモ!☆
ただいま、ルームメイトが、『原発あきまへん!脱原発!! 女将大作戦!!』の横断幕を書いてくれています。

明日は是非、☆2011/12/11 原発いらん!女子デモ!? だれデモ!☆へ。
着物好きの方は、着物姿で、『原発あきまへん!脱原発!! 女将大作戦!!』へご参加を!

☆2011/12/11 原発いらん!女子デモ!? だれデモ!☆

【女子デモ予定】
日時:2011年12月11日(日)
12時頃~ 元町中公園に集合 トーク・交流スペースなどいろいろ。
カフェもあります。※できればマイコップ持参お願いします!
フライヤー置き場あり。

場所:元町中公園→難波駅(地下鉄御堂筋線・千日前線・四ツ橋線、JR、近鉄)

http://www.mapion.co.jp/phonebook/M04010/27111/L0684332/

デモ:13時45分(予定) デモスタート 終了予定 15時15分頃
DJs:saki(THE AGE OF LOVE), pannalila, CHILO

※デモ終了~交流会(鍋あります)


【椿企画 『原発あきまへん!! 脱原発!女将大作戦!』】

着物を着た旅館の女将や新地のママ、木屋町を歩く芸子さん。
果ては卒業式や成人式の着物姿まで、
着物を着ているだけで、なんだかみんな、勝手にありがたがってくれる。

そんな傾向に便乗し、
着物姿で「原発あきまへん!」とアピールする、女将大作戦!
脱原発を願う着物姿の私たちのメッセージを、
ありがたーく、あたたかーく聞いてくれたら嬉しいなぁ!

12月11日、着物姿の女将たちが、
安心して、安全に暮らせる社会を目指し、ミナミの街を歩きます!

着物好きの人達
着物姿で集合よっ!!

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【原発あきまへん!! 脱原発!女将大作戦 強力助っ人現れる!
~当日、着物貸し出し・簡単着付け講座実施!~】

みなさんお楽しみ、着物姿で脱原発!
女将大作戦に強力な助っ人が現れました。
大阪・空堀でアンティーク着物屋《昔きものと彫金細工の店・芽依》を経営されている、
芽依さんが、当日、限定7名で着物を貸し出し、
その場で着付け講座を無料で行って下さることになりました。
着物を着たいけど、持っていない、自分で着付けられないという方、
是非、ご予約下さい!

集合時間:2011年12月11日(日)12時
集合場所:元町中公園
持参物:下駄か草履(なければブーツでもOK) ストールやマフラー(襟元が寒いので)
衿の開いた洋服 あまりボリュームのない洋服が理想的
(洋服の上から着付けます。着付けは、公園内のベンチ周辺にて行います)
着付け時間=約30分
先着7名のみ
※着物は持っているが、着付けに自信のない方は、着物一式ご持参の上、着付け講座にご参加ください。
予約先:nonuke1211@hotmail.co.jp
参加費:無料

※デモの時に持ち歩くプラカード等は持参してください。女将大作戦!!の横断幕は作成中です!

担当:TSUBAKI・芽依

by bigcamellia814 | 2011-12-10 12:28 | TSUBAKIng Times