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我武者羅應援團第五回華の大演舞会、見に行ってきましたぁ!

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 先週末は東京に滞在していました。
最近、上京する目的のほとんどがお仕事だったのですが、今回は完全なるプライベート。
友人が主宰する社会人応援団・我武者羅應援團のパフォーマンス、『第五回 華の大演舞会 一汗入魂 泣く子も黙るNGSはじめました』を見に出かけてきました。

 我武者羅應援團と私との関係は、以前このブログでもお話したかと思いますが、
我武者羅應援團を立ち上げる一番最初のきっかけに、なぜだかこの私が関与しており、
団員の皆様に「椿さんがいなければ、我武者羅應援團は始まりませんでした!」
「お世話になっておりますっ!」と頭を下げられる始末です。
にも関わらず、未だに生で彼らのパフォーマンスを見ていない!
これは、きっかけを与えた者として、キッチリ見ておく責任があるだろう!
と思い、5回目にしてやっと彼らの演舞会を見に行く事が出来ました。

 場所は高円寺のライブハウス。
真昼間、彼らのパフォーマンスを見に集まった人は総勢100名。
今回は初の2Days!なんと、用意していたチケットはSOLD OUT!
確かに決して大きなライブハウスではなかったけれど、
そこを満席に出来るだけのパフォーマンスを見せれる存在に、彼らは成長していました!

 今まで、中学・高校と着用していた学ランを使用していた彼らも、今回は、新調した学ランに袖を通し、いよいよサマになってきました。

 そして、そのパフォーマンス。
素晴しかった!素直に認めます!素晴しかった!
3000円というチケット代を払って見るだけの価値あるものに仕上がっていました。
パフォーマンスのバックに流れる映像、
笑いと感動と涙を織り交ぜたパフォーマンスの構成、
観客参加型のパフォーマンス。
土台がフラついていない。
安心して笑える、楽しめる、そして感動できる。
あらゆる場所、あらゆる状況で、約70もの公演をこなしてきた彼らは、
人に「見せる」、その力を確実に育てて来ていました。

 人はコレほどまでに汗をかくのだろうか?
彼らがエールを送り、腕を振る度に飛び散る汗のすさまじいこと!
彼らは本気です!
その姿、暑苦しくて、バカバカしくて、
だけど、生きる事にとても誠実で、美しかったぁ!

 主宰者であり、華のガムシャラリーダー・武藤君!
私は今、あなたの熱意に真面目に答えて本当に良かったなぁと心底思っています。
あなたの気持ちが中途半端なものではなかったことを、
今回目の前で証明してもらいました。あなたは本気です!

 どこに出会いが転がり、その出会いがどんな風に展開していくかなんてわからないもの。
我武者羅應援團の誕生に、ほんの少し力を貸すことが出来たことを、
私は誇りに思います。

 クールビズを唱えるこのご時勢に、
アンチクールビズを実践する暑苦しい男達!
不覚にも惚れました!

                                         つばき

by bigcamellia814 | 2008-07-29 23:22 | my favorite

James Turrellな空間

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直島の地中美術館で、
金沢の21世紀美術館で見た、James Turrellの作品が好きだ。
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空間の中に入る。
見上げると、四角く切り取られた天井から、空が見える。
空間の中は音がなく、壁際に並べられたベンチに人々は腰を下ろし、
静寂の中、空を見上げる。
いつまでも、その空間に身をゆだねていたい。
そして、こんな風にその感覚が時折恋しく思い出される。

「空ほど雄大な絵画はないよねー。毎日、違うんだもの。」と秋晴れの、真っ青に澄み渡った空を見上げながら言ったのは、私の上司。

「空の美しさにかなうアートなんてあるだろうか。」と言ったのは、
私の尊敬する女性、オノ・ヨーコ。
 
久々に訪れたもうひとつのキャンパスでJames Turrellな空間に出会う。

テストも終盤に差し掛かり、多くの学生は夏休みに突入。
キャンパスで見かける学生の数もめっきり減った。
それもあってかJames Turrellな空間は、
本物の作品の様な静寂とくつろぎで私を包み込んでくれた。

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by bigcamellia814 | 2008-07-29 22:54 | TSUBAKIng Times

八百屋さんごっこ

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 先月、東京出張前に母から野菜が届いた。
不在中に、スッカリ鮮度も衰えてしまいそうだったので、仲良しの先生にお裾分けした。
その方が、母が作った野菜をずいぶん褒めてくれたので、その言葉をそっくりそのまま母に伝えると、電話口から母の喜びが手に取る様にわかった。
その言葉がとても嬉しかったのだろう。
今日は、調子に乗って、ダンボール箱いっぱいの野菜を職場宛に送って来た。
「職場の皆さんに差し上げなさい。」と。
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 長ナス、水ナス、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、玉ねぎ、じゃがいも。
もちろん、全部、母が育てた野菜。
みんな喜んで貰ってくれた。
野菜はスーパーで並んだものを買うしか選択肢のない都会に住む人達にとって、
土がついたままの野菜を手に取る事そのものが、新鮮な喜びだったようだ。

 職場のカウンターに並べ、しばし八百屋さんごっこ。

 母は、私の職場での良好かつ円滑な人間関係を願い、
時々こんな風に何かを送ってくる。そんな人。

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by bigcamellia814 | 2008-07-22 21:23 | TSUBAKIng Times

ギフト

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 今年の1月、十日戎でaoiが買ってくれた、小さな赤いだるま。
片目に丸を入れ、背中に「○○さんとどーにかなりますように!」と書こうと思い、結局そのまま棚に飾っていた。「どーにかなりますように!」という、曖昧で含みのある言葉を選んだのは、その方が、予測のつかない味わい方をさせてくれる人だと思ったからだ。

 今日、手帳を読み返していたら、今年はじめ、少々退屈な会議の間に手帳の隅に走り書きした「今年、味わいたい人リスト」なるものに目がとまった。私が仲良くなりたい人達の名前が書き連ねてあった。その中に、「どーにかなりますように!」とだるまに願をかけようとしたその人の名前ももちろんあった。

 先日、とても自然な流れで、その方のお家にお邪魔させて頂き、手料理をご馳走になった。
うん、私の願いは確実に叶いつつあるではないか!
写真は、その方が作ってくれた食事。以前はほとんど料理をされなかったようだが、台所での立ち姿、食事の片付けに至るまで、なかなかサマになっていた。私はただ座って、美味しいご飯を食べ、後片付けもお任せ。男が、その様な立ち居振る舞いをしている姿を眺めるのはイイものだ。

 最近のお気に入りの時間は、その方と、その方のパートナーと過ごす時間だ。
彼の話を聞いている時の、パートナーの方の表情や姿勢が好きだ。
「あなたの話って、なんてオモシロイの!あなたと話しているのは楽しくて仕方ないの!」という気持ちが惜しみなく溢れ出いる。わき目も振らず。見事だ!

 2人と過ごしていると、正しく生きている気がする。
正しくと言うのは、
うまく言えないけれど、感じたことに正直にとでも言おうか。
2人と過ごしている時間は、充実感がみなぎるのだ。

 この出会いは、神様からのギフトだと思う。
出来るだけ長く、長く、長く、この人達と人生の色んな出来事を共有したい。
愛したい人達が増えたのだ。


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by bigcamellia814 | 2008-07-18 22:22 | TSUBAKIng Times

お好み焼き屋で家5軒

 70歳は越えているだろうaoiの同室の女性は、穏やかに笑う。
面会時間を過ぎて私達が話していても、「お気になさらず」といった表情で優しく微笑む。

 彼女はお好み焼き屋を経営し5軒の家を建てたそうだ。
お好み焼き屋で家5軒。あぁ、長田だなぁ・・・
5軒も建てれるくらいだから、味はかなりのものだったはず。
今はお店をたたんだそうだが、
「元気になったら、是非、そのお好み焼き食べさせてください。」とその女性に伝えた。

 彼女は昨日手術だったそうだ。
手術の前、彼女はaoiに、
『あぁ、お父ちゃんがきてるわぁ。』と教えてくれたそうだ。
手術を前に不安な気持ちになっている彼女のそばに、お父ちゃんはやってきたのだろう。
そのお父ちゃんは、数年前にこの病院で息を引き取ったらしい。

 『ホントにええ人で、他のどこにもおらん男前。』と彼女は言葉を続けた。
それを聞いたaoiも少し幸せな気分になったそうだ。
aoiからその話を聞いて、私も少し幸せな気分になった。

 『他のどこにもおらん男前』
「そんなん言うてみたいなぁ。」と私とaoi。
そんな風に思える人と過ごせた時間は、彼女にとってどれほどのものだろうか。

                                   つばき

by bigcamellia814 | 2008-07-16 21:38 | 葵歳時記

あんな風になりたい。

 突然のお客さんは、定時制高校の先生だった。
現在、兵庫県下には29校の定時制高校が存在する。
そこで学ぶ障害者の、就職先の開拓に奔走している方だった。
また、阪神淡路大震災で被災し、障害をもつ事になった人々が集まる場所を作り、
彼らの決して平坦ではなかったこの13年間を、そしてこれからを、
伝えていこうとしている方だった。

 私が前職で関わっていた利用者さんが、たまたまその先生の教え子だったとわかり、
急に親近感が湧いて話は尽きず、気付けばあっという間に1時間半経っていた。

 先生の話を聞きながら、泣きたくなったのはなぜだろう?
職場では我慢したけれど、最寄の駅から自宅までの数分間、
「あんな風に、私もなれるかなぁ・・・・」と言いながら、涙が止まらなくなった。

 先生は来年で定年だそうだ。
年齢を感じさせない、スラリと引き締まった体は、ひとつでも障害者を雇用する会社を開拓しようと、足を使い、地道に、しかし情熱を持って働きかけている証ではないかと感じた。

 民間企業、国、地方公共団体は、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、法定雇用率に相当する数以上の身体障害者又は知的障害者を雇用しなければならないこととされている。例えば一般企業なら、1.8%。葵も、彼女の会社の法定雇用率を満たす1人である。しかし、現実はそう簡単ではない。障害者を雇用することに積極的な会社はまだまだ少ない。雇用しても離職率の高さが問題になる会社もある。入った先で、それぞれに適したサポートがなければ、やはり続けていく 事が困難な状況に置かれがちなのが障害者だ。
 採用されやすい障害種別は1・身体障害者、2・知的障害者。そして精神障害者、発達障害者の採用は非常に厳しい状況にあると先生は話してくれた。

 障害者を雇用する会社を増やすために、先生は地道に企業に足を運ぶ。
まずは、その企業といかに距離を縮め、信頼関係を築くかだと先生は言う。
出来ないことを伝えるのでなく、出来る事を伝える。
伝わらない時は、障害を持つ生徒達と直に関わり、彼らの能力を体感してもらう。
採用が決まった後も、企業にお任せにしない。
家族、教師、ソーシャルワーカーがバックアップする体制を用意しておく。

 「現場でね、あっち行ったり、こっち行ったり、そればっかりしてるんですわー。」と先生は自嘲気味にそう言った。60歳前後であろうこのオジさんは、ふんぞり返ることもなく、毎日あくせくと生徒の為に汗を流すのだ。生徒の為に時に怒り、時に闘い。

 「そういう事が一番大事だと思います。
何か大きな事を形にするよりも、目の前の人が今、必要としている事に奔走する、
そういうことが出来る人って本当に必要だと思うんです。」と私は伝える。

 「あんな風に、私もなれるかなぁ・・・・」と涙が出たのは、彼のとても地道な働きに心打たれたからだ。私が今の彼の年齢になった時、あんな風にあくせく出来るだろうかと思いながら。

 神戸に本社を置くある会社の話をしてくれた。
その会社は、重度の精神障害者を雇用している。
毎朝5分、面談の時間を取るそうだ。
用紙には、いくつかの「気持ちの状態」が書かれている。
1・めっちゃ元気
2・まあまあ 普通
3・元気ない
って感じだろうか。実物を見ている訳ではないのでわからないけど。
障害をもつその人は、その日の気持ちにあう項目に○をつける。
そして、上司はそれをきっかけに、その人のその日の心の状態に耳を傾ける。

 単に法定雇用率を満たせば良いと思っている会社なら、こんなことまでしないだろう。

 障害者か障害者でないかに関わらず、気持ちを聞きあう時間があれば、こんなにうつ病に悩む人もいないだろうと考えた。

 先生と話した1時間半。
突然の先生の登場は、貴重な時間を私にプレゼントしてくれた。
地道に、地道に。
そこに迷いのない人になりたい。

                                        つばき



 

by bigcamellia814 | 2008-07-15 21:35 | TSUBAKIng Times

せめてコレくらい

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 殺風景な病室の壁に写真を飾りました。
しばらくaoiが暮らす場所です。
少しでも彼女の空間になる様に。

 本日、お見舞いに行くと久々に主治医に会いました。
傷口も徐々にきれいになって来ているようで、「ええ感じッ!」を連発していました。
まるで自分の作品の仕上がりを自画自賛しているようで、オモシロかったです。

 aoiが枕元に置いていた、クレイジーケンバンドの横山剣さんの500ページにも及ぶ自伝「マイ・スタンダード」を手に取り、「誰やこれ?」とDr。看護師さんも含め3人で、「クレイジーケンバンドも知らんとは!」と軽くバカにしたせいか、「今日、調べとく。」と言いながら立ち去りました。副院長らしいのですが、ノリが軽快で、やたらとaoiを早期退院させ自宅療養させようとするので、私が必死で阻止している状態です。Dr、知らないかとは思いますが、aoiさん、我が身の状態を省みず、すぐにあっちへ出かけ、こっちへ出かけたりするのです。どうか、完治するまでよろしくお願いします。

 病室を変わり、窓際のベッドになったaoiさん。
窓を開けると、ソースの匂いが漂ってきます。
さすが、そばめしの町、長田です。

                                      つばき

by bigcamellia814 | 2008-07-07 21:07 | 葵歳時記

入院生活も快適に・・・

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 7月に入り、夏らしく暑くなってきました。
今日も退屈そうなaoiを見舞ってきました。

 先日、aoiファンの私の同僚が、ポータブルDVDプレイヤーを病院に持って来てくれました。
60に手が届きそうなオジさんですが、好きな女の為ならこんなにも甲斐甲斐しく、献身的で、まめになるものでしょうか・・・と思う程気が利きます。
しかし、aoiに恋心が芽生える様な事は残念ながらなさそうです。

 「DVDレンタルしてくるよ?何、見たい?」とメールを送ると、
「ハケンの品格」と返信してきたaoi。見たいのそれかよっ!
しかし、一時、めちゃめちゃこのドラマにハマっていた私達2人!
確かにオモシロいよなぁ。

 それともうひとつaoiのリクエスト。
「隣りの猫村さん買ってきてぇ~!」だと。
なので3冊まとめ買い。
病気の時は、頭を使わず、笑っている方が、回復への近道かも。

 さぁ、今頃、大前春子があらゆる資格証書を印籠のごとく突きつけるシーンを見ながら、声を殺して笑っているでしょうか?aoiさん。

 私は、しっとり「ブロークバックマウンテン」でも観賞しながら眠りましょうか。
この映画、ずっしりと切なさが余韻を残す、私の好きな作品です。

 皆さん、この週末、上の写真の様にダレてるaoiを見舞いに行ってあげてくださいな。

                                  つばき

by bigcamellia814 | 2008-07-05 23:24 | 葵歳時記

暇そうです・・・

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 aoiが仕事を休んで早1ヶ月。休職手続きを行ないました。
ちょっと長引きそうです。

 本日3日ぶりにお見舞いに。
毎日誰かがお見舞いに来てくれている様なので、なんとか飽きずに暮せているようです。
今日は、あるたくらみを企てて、aoiと作戦会議をしました。
久々に、椿!燃えています!

 しかし、やっぱり病院、退屈である事は事実です。
暇そなaoiをモデルに、携帯で写真を撮ってみました。

 我が家のポストによく入っているピンクチラシのイメージ。
あまりに暇なので、その気になってやってくれます。

                                        つばき

 

by bigcamellia814 | 2008-07-04 23:38 | 葵歳時記

私だけのゼミナール

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 わさわさと人でごった返す昼時の食堂は、ニガテなんだなぁと気付いてから、
天気の良い日は、この場所でお弁当を食べる様になった。
デスクワークが中心なので、労働時間のほとんどは室内で過ごす。
だから、昼休みの1時間、木々の隙間からこぼれる日の光にあたりながら、
静かに昼食を摂るのだ。自分のペースで。

 約束を交わしている訳ではないけれど、この場所で、いつも一緒に昼食を摂る人がいる。
私がベンチに座り1人で食べている姿を確認すると、その人はお弁当を下げてやってくる。
社会学者であるその教授と語らいながら過ごすこの1時間を、
私だけのゼミナールと呼んでいる。
履修者は私1人。
たまに1人、2人聴講生が増える時もあるが、基本的には私の為だけのゼミ。
時間割は特に決まっていない、不定期に開講される非公開のゼミなのだ。

 今私は、生活の中で、この時間が一番好きなんだと思う。
そして、この時間に励まされたり、癒されたり、刺激されたり、充実感に満たされたり。

 テーマは多岐に渡る。
「どんなに韓流ブームが起きようが、熟年女性のハートを掴めないキム・ギドクの映画」
「SM界の文豪・団鬼六の母校における評価の低さ」
「長澤まさみにみる、女の子の社会的役割」
「優等生でいようとする学生と、高学歴な親との複雑な関係性」
「向井亜紀にみる母性という名の権力」
「権力的な立場にいる事に無自覚なオヤジの対処法」
などなど・・・・・

 こんなことがあってね、あんなことがあってね、こんな風に感じたんだけど・・・・
と話す事柄に、社会学者的な見解が加えられる。
これぞ、このゼミナールの醍醐味だ。しかも、私独占。
学生からも大人気のこの教授の授業を、タダで独占出来るなんて贅沢だわ。

 この1時間は、言うなればチャージの時間。
仕事を離れ、刺激的で、しかしくつろいだ会話を楽しむのだ。

 皆さん、どーか邪魔しないでね。
私以外は履修できませんので・・・・

                                          つばき

by bigcamellia814 | 2008-07-04 23:17 | TSUBAKIng Times