ご遠慮いたしますっ!

 旅で出会った男友達と久々に再会した。
夏に結婚するそうだ。
「あら、そう。おめでとう。」と私が答えた後、
「2人で話をして、法律婚を取る事にしたんだ。子どものことを考えて。」と彼が言ったとたん、私は心の中で唖然とした。

 わざわざ「法律婚を取る事にしたんだ。」と言うその理由は何だ?
私じゃない人に、わざわざ「法律婚」なんて単語を使うだろうか?
私が、「婚姻制度をとる気はない。」と言っている、
自称フェミニストだからか?

 正直、私に何かを言われると警戒し先手を打たれた感じだった。

 いやいや、そう感じるのはフェミ故の私の過剰な勘繰りかもしれない。
「法律婚」にするか「事実婚」にするか彼女と話し合った自分について、もっと尋ねて欲しかったのだろうか?

 しかし、「子どものことを考えて。」というコメントは、あまりに当たり前すぎる。なぜなら、多くの法律婚を選択している人達が行き着く理由はそこだろう。

 「事実婚じゃ、票は取れねぇだろ?」
若手政治家の彼にはそれくらいウィットにとんだことを言って欲しかった。
それ言われたら、私も「そりゃそうだ。」と答えるしかないよ。
選挙に勝ちたきゃ、多数派層に支持されるポジションにいる方が賢明だ。

 でも、言いたいのはひとつだけ。
「わざわざ私に、結婚の中身が事実婚か法律婚かなんて説明しなくていいですよー。」私が「結婚制度をとる気はない」と言っている事は、法律婚を取る人達に対して批判的であるということとイコールではありません。
全くもって。
だから心配しないで下さい。
私、人が何を選択しようとほぼ興味がありません。
ただ、私が結婚制度にノリ気がしないだけ。
事実婚でも法律婚でも、選択の違いによって不平等や不利益を被ることがない社会がいいなぁと思っているだけ。
とか言う私だって、いつどこでどう考えが変わるかもしれないし。

 ・・・ってことで、「わざわざ」はご遠慮ください。
大切な友達が幸せになる、その事実だけで十分です。

                    つばき

by bigcamellia814 | 2009-06-06 00:42 | TSUBAKIng Times

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