10月~11月の行事③ キューバで生まれた愛

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 11月2日。
2004年の2月、4ヶ月の旅の締めくくりとして訪れた国、キューバ。
そこで出会ったスピカちゃん(本名です!)と数年ぶりに再会した。

 キューバ滞在中、知人の紹介でお世話になっていた日系キューバ人の女性のお宅の一室で、ダンスのレッスンを受けていたのが彼女だった。小さい頃からクラッシクバレーを習い、ダンスが好きだった彼女は、仕事を辞め、ダンスを習うためにキューバへ。キューバに来る前に携わっていた仕事が福祉職だったこともあり、意気投合。10日間の滞在中、いろんな所を案内してくれたり、キューバ事情あれこれを教えてくれたり。一緒にマレコンで泳いだことは、最高の思い出。

 その彼女が、当時付き合っていたキューバ人の彼を日本に呼び、最近、結婚した。その報告を受けて、「じゃぁ、久々に会おうよ!彼も一緒に!」って事で、キューバで出会った3人が、日本の渋谷で再会を果たした。

 まずは、私とスピカちゃんだけで、結婚に至るまでの苦労話に花を咲かせること3時間。アメリカ人との結婚手続きを進めている友人の煩わしさに比べれば、比較的短時間で結婚まで辿り着くことが出来たけれど、そこはやっぱり国際結婚!日本人の様に、婚姻届にサインして、区役所に提出してハイ!結婚成立!とはいかない。煩わしいペーパーワークの数々を乗り越えて、さきほど結婚成立。彼女の話を聞くにつけ、「とにかく、よく頑張ったねぇ~。」と褒めるしかなかった私。日本とキューバの間には、すさまじい経済格差があり、否が応にも突きつけられるその現実をふまえた上で、彼女が彼を日本に呼び、結婚しようと決断し、行動に移すまでには様々な葛藤があったことだろう。

 途中から彼も加わり、キューバでの出会いを思い出しながら、一緒に食事をした。
「君、スピカと一緒にマレコンで泳いだんだよね?
キューバ人でもあそこで泳ぐ人は滅多にいないよ。
マレコンにはがいるって知ってたぁ?」と驚愕の事実を知らされた私!
ガーン!命があってヨカッタぁ!
 
 彼は日本に来て4ヶ月ほどだが、素晴しい適応力を発揮し、もう電車も1人でスイスイ。この日、バッタリ出会ったアフガニスタン人の男性に話しかけられた彼は、「キューバはいい所だよなぁ。カストロは最高だぁ!」と言われ、「僕もアフガニスタン好きです。」と答えていた。「つーか、アフガニスタン、どこにあるのかちゃんと知ってんのかよ!?」と突っ込んでいた私とスピカちゃん。このノリの良さ、これからの日本での生活に期待が持てます!(しかし、アフガニスタン人が「カストロ最高!」というあたりが、個人的にはかなりグッと来ます。)
 
 この時の会話はスピカちゃんが通訳してくれた訳だが、彼女のスペイン語、まるでネイティブのよう!私はスペイン語はわからないけれど、2人のスペイン語を聞いているだけで、ただただ心地良くて・・・人それぞれ、耳に心地良い言語は違うだろうけれど、私にとってスペイン語は、なんとも心地良いサウンドなのだ。

 それから、3人で六本木のサルサバーへ。
私も、見様見まねで、スピカちゃんの彼にリードされながら踊ってみた。
彼の体の動きの美しいこと。もうそれはDNAに刻まれているものが違います。周囲にいたサルサ好きの日本人女性たちが、「彼と踊れるかしら?」と私に尋ねてきたり。

 私の中で、やりたいのにやらないでいて、後悔していることがあるとすれば、それはダンス。この日、やっぱりやりたいなぁと気持ちをあらたにした。

 結局、終電に乗り遅れるまで踊って、タクシーで宿泊先まで帰るなんてことをしてしまった私。カリビアンな夜は最高でした!

 スピカちゃんがキューバで結婚式を挙げる時には、私、是非参列したいわッ!車の後ろにくっつけた空き缶のカラカラという音を響かせながら、ハバナ中の人達にお祝いしてもらいましょう!

                                 つばき

by bigcamellia814 | 2008-11-24 20:47 | TSUBAKIng Times

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