関西弁の魅力

 『乳と卵』で芥川賞を受賞した、川上未映子さんのインタビューが掲載された新聞を読む。
パワー溢れる大阪弁で書かれた『乳と卵』を通して、大阪弁の魅力について語っていた。
記者のコメントの中に、
『以前、前鳥取県知事の片山善博氏が「大阪の一番の宝はインパクトのある大阪弁」「大阪の地下鉄は大阪弁でアナウンスすれば観光振興にもつながる」と真顔で話していたことを思い出した。』とあった。
「扉しまるでぇ!気ぃつけてや!」とでも言うんだろうか?悪くない。

 先日、歓送迎会の場で、ハマっ子のある教授が、
『関西がメジャーになるためには、やめなきゃならないものが3つある。
1つは、関西弁!
2つ目は、粉もん!
3つ目は、阪神タイガース!』
そこまで聞いて、私、
「だったら、メジャーにならなくていいですよぉ!」と反論。
そしたら、すかさず50代の女性上司、
「いやぁ~、タイガースだけはやめられへんなぁ~!」ときたぁ!
「そこかよぉっ!」と突っ込む私達!

 しかし夕方、阪神三宮駅から電車に乗ろうとしたら、
タイガースのユニフォームを着た人達の波に飲み込まれそうになった。
今日は勝てたか?負けたのか?
派手なユニフォームに身を包んだオジさん達の波。
それをはばかる者もなく、そして、異様な目で見る者もなく。
この寛容さには美しさすら感じるよ。
「ははっ・・・こりゃやめられませんわぁ・・・」と心の中で笑いがこぼれた。

 『関西弁』とひとくくりにされがちだが、
神戸、大阪、京都、和歌山、奈良、それぞれに違いがある。
昨日グっと来た関西弁は、タクシー運転手のおじちゃんが放ったこの言葉。
『鶴橋、よろしゅうおまんなぁー。』
この『よろしゅうおまんなぁー。』がグっとくるじゃないか!

 関西に住んで4年になるが、私の関西弁は今一歩伸び悩んでいる。
しかし、だからこそだろうか、
未だに人々が話す言葉の数々が、新鮮なまま耳元に届く。

                                      つばき

by bigcamellia814 | 2008-05-17 20:59 | TSUBAKIng Times

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