その恐怖を聞かせてくれ

 昨日(2012年7月1日)、大飯原発が再稼動した。
当日、現地入りした牧野経済三行副大臣は、こう語った。
「賛否両論があるなかだったので、緊張感を持って原子炉の起動を受け止めた。ただ、日本の現実や将来を考えたとき、大飯原発の再稼働は避けて通ることができない。その一歩が踏み出せたと思う」


 6月8日、野田首相は再稼動をこう宣言した。
「国民生活を守ることの第2の意味、それは計画停電や電力料金の大幅な高騰といった日常生活への悪影響をできるだけ避けるということであります。豊かで人間らしい暮らしを送るために、安価で安定した電気の存在は欠かせません。これまで、全体の約3割の電力供給を担ってきた原子力発電を今、止めてしまっては、あるいは止めたままであっては、日本の社会は立ち行きません」


 昨年3月、震災直後、福島県災害対策本部を訪れ、佐藤雄平・福島県知事と会談後、石原慎太郎は、
「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」と報道陣に語った。
 その後、
「人間だけが持つ英知の所産である原子力の活用を一度の事故で否定するのは、一見理念的なことに見えるが実はひ弱なセンチメントに駆られた野蛮な行為でしかありはしない」
とも語った。


 読売新聞のナベツネは、文藝春秋に、
「何らかの理由でエネルギーの供給が止まれば、その瞬間、日本は滅びる。だから読売新聞は原発再稼動を訴え続けているのである」と書き記していた。


 原発事故により、多くの人々の命が奪われる恐怖以上に、恐い何かがあるのだろう。恐怖に支配された身体は、正しく思考しない。そして、自ら孤立し暴走する。大飯原発再稼動はその良い例だ。

 おっさんたちは、いったい何に脅かされ、何に怯えているのだろう?
経団連か?
それともアメリカか?
発展に限界があることを目の当たりにすることの恐怖か?

 私、ホンマに、あんたたちみたいな手間だけかかって、エラソーなおっさん大嫌いやけど、一度、あんたたちの恐怖、聞いたる!何がそんなに怖いんか、何に怯えてんのか、話聞いたる!

 今のあんたたちは、恐怖に身体が蝕まれて、
そこを見つめる勇気もないから暴走する。

 話を聞く準備は出来ている。
その恐怖を聞かせてくれ。

    つばき

by bigcamellia814 | 2012-07-03 00:56 | TSUBAKIng Times

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