私の体を第三者が管理する時代

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 大阪市が全職員に実施した入れ墨調査。
私は、一貫して反対を表明している。

 自分の体にかかわることを、
第三者に強制的に告白させられることが酷く恐ろしい。
自分の体について、他者に知らせるか、知らせないか、
見せるか、見せないか、それは本人が決めることだ。

 配置転換や分限免職を盾に職員を脅し、告白させる状況に追い込む。
回答拒否をしている職員には、昇進はさせないと言う。
調査を実施しなかった大阪市の教職員にも、「実施しろ」と迫る。

 公務員が入れ墨を入れていることの是非に話題が集中しているが、
そもそも、非常にプライベートな個人の体に関ることを、
強制的に告白させるこの調査こそ異常だ。

 「思想調査」と言われ、結局破棄した職員アンケートが人権侵害なら、
入れ墨調査も、それと同等に扱われるべき人権侵害だ。

 「思想調査」も「入れ墨調査」もどちらも酷い人権侵害だが、
究極の選択でどちらかひとつ選べと言うなら、「思想調査」の方がまだマシだ。
私の思想なんて、大概さらして生きてるのだから、今更隠すものも大してない。
しかし、何で職場の人間に、私の体のことを告白させられなきゃいけないのか。
そっちの方が、よっぽど恐ろしい。
しかし、そういう議論に発展しないこともまた、恐ろしい。

 思想だけでなく、体まで橋下市長に管理されたいのか。

 ここを許せば、そういう時代が必ず来る。
障害や疾病の有無に関する告白の強制、
トランスセクシュアルであるか否か、性転換手術の程度に関する告白の強制、
自分の体でありながら、第三者が管理し、決定する時代が来る。
これまでの橋下市長のやり方を見ていると、そういう時代の前触れを感じざるを得ない。

 自分の体まで易々と売り渡してはいけない。
私の体なのだから、私以外の者に管理されることを許してはいけない。

        つばき

by bigcamellia814 | 2012-05-26 00:13 | TSUBAKIng Times

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