愛のあかし

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 大学時代の友人・愛ちゃんは、私の初代ルームメイトだ。
大学1年の時、入った学生寮で、入学から半年間、一緒の部屋で暮らした。
愛ちゃんはモデル並の長身で、私は154センチのチビ。
一緒に歩くと、デコボココンビとよく言われた。

 愛ちゃんは関西に住んでいるので時々会う。
会って食事をする。
愛ちゃんと話すのは、楽ちんだ。
昔も、今も、ずっと変わらず。

 愛ちゃんは私と会う時、いつも必ず、何か手土産をくれる。
たぶん、私だけじゃない。
他の人にも、きっとそうしているだろう。

 この日の愛ちゃんからの手土産は、いちごのドライフルーツ。
「1キロも買っちゃって」と言いながら、お裾分けしてくれた。
初めて食べる。
うん、乙女の味ですな。

 いちごのドライフルーツも嬉しかったけれど、
それを入れていたコーヒーカップ柄の封筒に心ときめく。
かわいいっ!
封筒一枚にも、愛ちゃんの細やかさ、丁寧さ、
相手を喜ばさせたいという優しさが感じられる。
ちゃんと、わざわざ「選んでくれた」ことが伝わるよ。

 「椿ちゃん、白髪ある?」
「あるよ~!ある!ある!愛ちゃんも?」
「30半ば過ぎたら、そりゃ、白髪もあるよなぁ。私、染めてるもん」
「私もだよ~。愛ちゃんと白髪問題共有出来て良かったわっ!」
まだまだ抗いたい年齢であることを2人で確認した瞬間。

 眼鏡屋さんの前を通った時
「私も、そのうち老眼になるんやろなぁ~」と私。
「まだ、大丈夫?」
「うん、まだ大丈夫。でも、老眼になる人はこの年でもなるよね」
「まだ、文庫読める?」
「うん、大丈夫。読めるよ。
老眼になったらね、私、めっちゃカッコいいメガネ買うわ!」と宣言してみた。

 白髪とか老眼とかそんな話をして、老いることへの不安を互いに癒し合う年齢に近づきつつあるのかと、心の中でクスッと笑う。

 「最近のキョンキョンのドラマ見てる?あれ見るとね、数年後の私たち、あんな感じかなぁ~なんて思っちゃうよ」と私が言うと、愛ちゃん大きな声で「えぇ~」と何とも言えない反応をする。(笑)でも、きっとそうだよ。あんな不安や寂しさも抱えるようになる。

 今度は一緒に京都に行こうね、と愛ちゃんに誘われてその日は別れた。

 不安も寂しさも、そして喜びも、分け合いましょう。
これからも。

    つばき

by bigcamellia814 | 2012-01-24 00:09 | TSUBAKIng Times

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