初心あらため、言葉をつづります。

 自身の雇い止め解雇問題をきっかけに労働組合に入り、争議を始めたのが2年ほど前。
その頃から、ブログをアップすることがままならなくなり、
そして次第に何も書けなくなった。

 たたかいの戦略上、不特定多数の目に留まる可能性がある媒体に、
書きたいことを書きたいように書くこと、
争議の経過やそれに伴う私の感情や考えを綴ることは、
いつどんなことで私自身の足を掬うことに転じるかもわからない。
 だから、友人だけに特定したSNSの場で書きつづることはあっても、この場では書くことを差し控えていた。

しかしそれ以上に、本当に書けなかったのだ。
1年目は職場闘争(仕事をしながら争議を行うこと)、
2年目は、不当労働行為救済申立を行い、それに伴う調査、証人尋問に追われた。
働きながら、その職場の使用者を相手に争議をするのは大変なことだった。
どうしたって、イイ関係性が保てるはずはない。
私は常に闘争のスイッチをonにしていなければならず、気を抜く暇がなかった。
「私って、こんなに性格キツかったかしら?」と、鏡に映る強張った自分の顔にゲンナリしたものだ。

 私の目や心は、以前とそう変わらず、
綺麗なもの、カワイイもの、
悲しいこと、切なくなること、
心がぽっとあたたかくなること、
葛藤すること、誰かに伝えたくなること、
そういったいろんなものを捉えているはずなのに、
それを言葉にし、発信するということが出来なくなった。

 しなやかにたたかえれば、健康的で美しいが、そんな風にうまくはいかない。
自分の尊厳を守るためにたたかい続けるということは、
もうそれだけで多くのエネルギーを消費するのだ。

 解雇された、昨年4月。
私の身体はとことんまで疲れきっていた。

 だから、しなやかにたたかおうなんて思わない。
泥臭くてイイと思っている。

 昨年12月末に結審を迎えた労働委員会。
あと、1~2ヶ月後に命令が下されるだろう。
棄却されれば、またたたかい続けなければいけないし、
勝利命令が出されても、先方の出方によってはたたかいは継続する。
でも、覚悟は決まっているから、私はどっちにせよ受けて立つだろう。

 泥臭い私が発する言葉も、
そこから少し離れた場所で、心地良さの中を漂い生きている私の言葉も、
また、この場所から発信していきたいと思っています。

 4月、サクラのころ、
初心改め、言葉をつづります。

by bigcamellia814 | 2011-04-09 17:08 | TSUBAKIng Times

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