自立とは孤立しないこと

自立とは孤立しないこと。
「繋がる力」こそ究極の生きる力である。

 
 大阪府立西成高等学校が書いた
『反貧困学習~格差の連鎖を断つために』にという本を親しい人から頂いた。そこに書かれていたこの一文、なんと力強いメッセージだろう。

 西成高校が掲げるミッションは『格差の連鎖を断つ』だ。
生徒の3分の2がシングルマザー、
生徒の過半数が生活保護受給世帯。
橋下府知事が掲げる学力UPの教育改革よりも、
過酷な状況を今どう生き延びていくか、
その具体的な方法が必要な子ども達がたくさんいる。

 西成高校が行なう「反貧困学習」の教材がまとめられたこの1冊。
扱うテーマは、西成高校に通う子ども達にとっては、どれもこれも目の前にある自分の現実と直結するテーマだろう。そこに向き合う子どもも教師も、決して生半可なものではないだろう。しかし、「格差の連鎖を断つ」ために、過酷な状況を生きる子ども達ひとりひとりが、自分の価値に気付き、信じられるようになるために、先生達は向き合い伝え続けているのだろう。

 自立とは孤立しないこと。
「繋がる力」こそ究極の生きる力である。


 この真実を教えてくれた人は、以前にもいた。
自立生活を送る障害者たちであり、
貧困の中を生きるフィリピン人であり、
自殺してしまったセクシュアルマイノリティの友人達であり、
「孤独で人は死ぬことが出来る」と言ったオノ・ヨーコである。

 仕事がなくても、
お金がなくても、
自分の周りに人がいれば、絶対生きていける。
これは、彼らから教わった私なりの生き延び方だ。


         つばき

by bigcamellia814 | 2010-06-02 21:20 | TSUBAKIng Times

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